しょこら@です。
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この週末、非常にショッキングな訃報が世の中を駆け巡りました。人気俳優の三浦春馬さんが、自宅で自らの命を絶たれたというのです。
誠実な人柄で人気が高く、テレビや舞台等たくさんの仕事を抱え、歌も上手くて英語も出来て長身のイケメン・・・誰もが羨む程の「才」をそれだけ兼ね備えても尚、死に急ぐ程に追い込まれていたという彼の心理状態は如何ほどのものだったでしょうか。もう、私のような常人には想像もつかない領域です。
ともあれ、この場を借りて、謹んで哀悼の意を表したいと思います。
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ところで、この件は世間の関心度も高いからか、もっかTVを始めとする各マスゴミがひっきりなしに取り上げています。そんな中、少し印象的な記事がありましたのでこちらの記事にて紹介させて頂きます。
主旨は、自殺に関する報道の在り方について。
自殺報道にはガイドラインが定められている!
報道の世界では、世間の関心=視聴率を少しでも得るために、他社を出し抜かんとする情報のスピード、そして詳しさ・特異性(特ダネ)を競っています。
しかしながら、殊「自殺」に関しては、普通の報道とは一線を画す "守るべき要件" というものが存在しているのです。それはいったい何かというと、
自殺対策を推進するためにメディア関係者に知ってもらいたい基礎知識
これは、世界保健機関WHOが作成し、日本国内においては厚労省がメディア関係者に向けて要請している手引き(ガイドライン)になります。
メディアによる自殺報道の後に自殺が増加する危険性(いわゆる模倣自殺)は、特に有名人のセンセーショナルな報道によってそのリスクが高まること、更に最近では新聞やTVといった伝統的なメディアだけでなく「SNS」が自殺を誘発する場になっていることが指摘されています。自殺対策においてメディアの果たす役割は大きく、少しでもそのリスクを抑える為にどうあるべきか?がこの中でまとめられているのです。
さて、このガイドラインによると、自殺報道における「やるべきこと」「やってはいけないこと」が、それぞれ以下の通り明確に定められています。
- どこに支援を求めるかについて正しい情報を提供する
- 自殺と自殺対策についての正しい情報を、自殺についての迷信を拡散しないようにしながら、人々への啓発を行う
- 日常生活のストレス要因または自殺念慮への対処法や支援を受ける方法について報道をする
- 有名人の自殺を報道する際には、特に注意する
- 自殺により遺された家族や友人にインタビューをする時は、慎重を期する
- メディア関係者自身が、自殺による影響を受ける可能性があることを認識する
- 自殺の報道記事を目立つように配置しない。また報道を過度に繰り返さない
- 自殺をセンセーショナルに表現する言葉、よくある普通のこととみなす言葉を使わない、自殺を前向きな問題解決策の一つであるかのように紹介しない
- 自殺に用いた手段を明確に表現しない
- 自殺が起きた現場や場所の詳細を伝えない
- センセーショナルな見出しを使わない
- 写真、ビデオ映像、デジタルメディアへのリンクなどは用いない
つまり、 自殺願望を持つ人がより具体的な行動に移さないよう、情報の出し方には最大限の配慮を取ること、そして悩みに対する支援の方法を的確に伝えること。こういった点がメディアには求められている、という話なのです。
ガイドを守らぬマスゴミはやはりゴミだった!
このように、現代の大きな社会問題たる自殺を取り扱う上では細心の注意を払うべきとするWHO(厚労省)のガイドラインを、実際に日本のマスゴミがどれだけ守っていないかを検証したのが、冒頭に紹介したネット記事になります。
あの悪名高いTBSが、ここでもワースト評価されたぞい!
特に「自殺に用いた手段について明確に表現しない」「自殺が発生した現場や場所の詳細を伝えない」この2点の "やってはいけない" を堂々と破った上で、今回の事案を繰り返し扱っているという点に悪質性がある、と評されていました。
私も正直言って、上記ネット記事を見るまでガイドラインの存在を知らなかったのですが、きっと報道作成に携わるスタッフも同程度ということなのでしょう。やはり日本の報道機関はゴミと称されるに相応しいプロフェッショナリズムだということを、この記事を読んで再認識しました。
モラル無きマスゴミに対しては徹底的に「見ない」「買わない」を励行します。
一人一人が発信者としての意識を持とう!
ところで、ガイドラインの中には、以下のような一文が添えられています。
自殺対策におけるメディアの役割を、新聞やテレビ等のメディア関係者だけでなく、ソーシャル・メディア関係者にも是非とも理解していただきたいと考えています。
マスゴミだけでなく、ブログ・TwitterといったSNSを通して日々情報発信している私たちにとっても同様に、自殺を話題にする上で「やるべきこと」「やってはいけないこと」には気を付けましょうと、述べられているワケですね。
最近、SNSの使い方・問題点が頻繁に取り上げられるようになってきました。手元のスマホ画面の向こうで、どんな精神状態の第三者が私たちの送信した文面を読んでいるか伺い知ることは出来ません。変に背中を押す結果になるとも限らない。
一次資料は30ページ程度の、特に難解でもない文章です。情報発信者の一人として自分事と捉え、時間のある時にでもご一読されることをお勧めします。
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