しょこら＠です。
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昨日、Go To キャンペーンでゴタゴタしている中だが、積極的に旅に出たいという主旨の記事を書かせて頂いたところ、当ブログをいつもお読み頂いているlunaさま（id:luna3018）から、コメントを頂きました。
いつもお付き合い頂き、ありがとうございます
感染しないよう細心の注意を払えば良いと思っている口ですが、逆に自分が無症状感染者で、旅行先にウイルスを持ち込むのではないかと考えると今すぐ旅行するのは躊躇しちゃいます。
誰もいない場所でのひとりキャンプとかだとリスクは相当下がりますけど、ホテル等で自分が汚染源となるのは嫌です。
これはこれで、一つの意見として尊重しております。対する反論等ではなくて、私の思いというか、持論を述べるために、少々引用させて頂きました。
日本的な全体主義 vs 欧米的な個人主義
特に、印象に残った部分がこちらです。
旅行先にウイルスを持ち込むのではないか（中略）自分が汚染源になるのは嫌です。
これはある意味、すごく日本人的な考え方だなぁと感じながら拝見していました。日本人は「空気を読む民族」とも言われますが、周りに配慮し、秩序を尊ぶ。そんなアイデンティティが滲み出た一文だと思います。
ところで欧米社会だと、これが360°違ってきます。
もう誰もが自分自身が、一番大切とくる。嫌なことは嫌だとハッキリ言うし、有休を取りたい時はサッサと休む。自尊心が強く、他人に干渉されることをひどく嫌います。自分勝手とかワガママという話ではなく、『私は私』という考え方がごく当たり前にある。
だから、彼らだと恐らくこう言うでしょう。
私はウイルスを持っていない。持っていても、私はこれこれこうして拡散させないようにするから大丈夫。
謎の自信を感じるんだぞい・・・
日本人が持つ周りへの配慮と、秩序を重んじる考え
欧米人が持つ強い自尊心と、個を重んじる考え
私は長らく海外に住んできましたが、日本流の「空気を読む心」だけでなく、欧米流の「私は私」という考え方も素晴らしい部分があると実感してきました。
その良さは幾つかあります。先ず、自分第一で、人のことを気にしないでいいので、心身のストレスが圧倒的に少ないということ。行きたくない飲み会などにも参加しないので、時間やお金もかからずに済みます。また、他人への過度な干渉が無いので、陰湿なイジメや軋轢が起き難いという点も挙げられます。
個人的には、日本流・欧米流の、ちょうど中間くらいが良いだろうと思っています。かくいう私自身、ともすれば両方の仮面を持っているかもしれません。
自分の人生を一番大事にしたい！
すみません、少し話が逸れました。
そんな「日本人的な」私の目から見れば、lunaさまのように、自分自身を律しようとする立場はとても理解出来ます。でも「欧米人的な」目から見れば、そこまで厳しく追い込まなくてもいいのに、という感覚もあります（笑）
コロナウイルスは、きっとこれからもずっと私たちの社会に潜伏し続けるでしょう。この世から無くなることは無いはずです。「無症状だけど、自分が保菌しているかも？」と自重していると、何処にも行けない日々が際限無く続きかねない。
私は、1回きりの貴重な自分の人生を、1日たりとも無駄にはしたくない！
他人に移さないための配慮を最低限欠かさないという大前提の下で、行きたいところに行こう、というのが先の記事の主張でした。何ならPCR検査でも幾らでも受けますから。まぁ、今は医療現場の混乱を招かないことが最重要ですけどね。
さて。
その一方で・・・
「今、旅行に行くなんてちょっと不謹慎じゃない？」
「Go Toキャンペーンを止めろ！」
このように、
自分以外の第三者に向けて
意見を押し付けてくるのだけは、イラっときます。
きっと、強い自尊心が働いているのでしょう。
俺は、俺だ！！
こういった批判をする人達は、いっそ欧米の国々に2、3年住んでみることを強くお勧めしたいですね。「自分が一番大事」だとする世界に染まって、他人の言動にもう少し無関心になれば、きっとその不要なストレスも無くなって心穏やかに過ごせるようになると思いますから。
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