しょこら@です。
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昨日、手持ちの2銘柄を利確して「約70万円ほどのキャッシュを得た」という記事を書かせて頂きました。
折角の買付余力、どの銘柄につぎ込むか、じっくり慎重に考えれて使えばいいものの、そこは超絶ポジポジ病の私。15分後には綺麗さっぱり、全ての金額を使い切ってしまいました。フハハハハハ、無能とでも早漏とでも何とでも言うがいい!
我が辞書にガマンという文字は無いんだぞーい
ポチっと・・・
エイっと・・・
アラヨっと・・・
・・・えーっと、冒頭で盛り上げておきながら、ヒネリもオチも何もない銘柄ばかりで申し訳ございません。ご覧の通り、インカム投資の王道とも言える3銘柄を買い増してます。その金額、しめて「約59万円分」。中古車1台くらい買えそうなお金を15分でポチる訳ですから、自分でも金銭感覚がおかしいなぁと感じます。
これによって、年間配当金見込みが38,800円、利回りにして6.57%を積み上げることが出来ました。売却前の2銘柄のそれが約18,000円でしたから、+2万円のカイゼン?となっています。どの銘柄も、比較的割安な水準ではないかと思うのですがどんなもんでしょうか。
とある自動車部品メーカーの株も買ったよ
ところで今回、上記3銘柄の他に、新たにエントリーした銘柄が一つあります。
自動車用のフレーム、ダッシュボード、ルーフなどの骨格部品を扱う部品メーカーです。もともと売上の大半をホンダ向けが占めていましたが、最近ではそれが6割くらいまで減り、代わりにトヨタ向けや外資系向けの比率が伸びてきています。
さて、私がこちらの株を買った理由としては、主に以下の3つになります。
1.単純に、利回りが高い
先ずはこれ。読者の皆さんも欲深いでしょうから、気になりますよね?ね??
配当利回りが高いだけではなく、株主優待が使い勝手の良いQUOカード、そして継続保有によるレベルアップまでついてきます。2020年度の配当実績が48円/株なので、3年以上保有時には優待込みの総利回りが8.1%にもなります。これはあの配当王者(2914)JTを超える、魅力的な水準。
2.比較的コンサバな経営である
社是に「堅実経営」を掲げている同社、自己資本比率は52%と高めです。有利子負債も年々減らしており、直近でも現預金を厚めに持って年内の第二波に早々に備えるなど手堅い印象を受けます。この4月に格付投資情報センターR&IからA-(安定的)の格付けを取得し、対外的にも信頼を確保しようという姿勢も見られます。
営業キャッシュフローマージンも10~15%の間で推移していて、日本企業の中では悪くない水準かなと感じました。
3.株主還元に気合が感じられる(笑)
何気に、これがかなり大きいです。
先ず、配当金と配当性向の推移を示す以下のグラフをご覧下さい。先の記事で過去の栄光にすがっちゃダメだと主張したばかりですから、ここではあくまで「参考扱い」とさせて頂きますが、前期までで10期連続増配中です。配当性向も無理のない水準に収まっていると言えるのではないでしょうか。
それだけではありません。同社は、新型コロナ影響真っ只中の5月に発表した前期決算資料中で、こんなコメントを出してきているのです。
持続的な成長投資を可能にするため、健全な財務体質を重視してきました。長期保有株主には成長を優先するため、明確な配当性向の代わりに、連続増配をもって応えて参りました(中略)長期投資家の支持に応え、困難な時こそ、ぶれない姿勢を貫きます。前期期末は計画通り24円、今期はジーテクト発足10周年記念配当を含め、中間・期末配当を各1円増配し、通期2円増配の50円とします
(※同社 2020年3月期決算説明資料より)
いやぁ、これは男前じゃないですか?
コロナを理由にしてあっさりと株主に反旗を翻す企業が多い中、こう言えるだけでも面白い。是非その言葉の通りこのご時世でも11期連続増配を実現させ、今後もぶれずに還元し続けていってもらいたい、と期待して1票を投じた次第です。
またその決算発表の中で同社は、2021年度3月期の業績予想の数字を、他の多くの会社のように「未定」ではなく形ながら開示しています。そして、そこに添えられた力強い一言も併せてご覧下さい。
4月の中国地域の生産が通常に回復、全体では第1四半期が最悪期と想定されます。先行き不透明な状況ですが、黒字決算を確保します。
(※同上)
そりゃ、赤字にしたい経営者なんていないけどさ。
でもそういうシンプルの、嫌いじゃないぜ。
さて、同社の株価ですが、若干「出遅れ気味」ではないかと感じています。今は自動車業界全体が苦しい状況ですから、さもありなんでしょう。コロナ拡大前は1,500円前後で推移していますし、車両生産計画が元の水準に戻ってこれば、少し時間を置いて騰がってくるんじゃないか?などと要らぬ皮算用もあったりなかったり。
というわけで、一単元・10万円程度であればと、少し興味が湧いてエントリーしてみた次第です。「また高配当クオカ銘柄に食いついたのか。相変わらず進歩の無い奴め」と我ながら思うのですが、とりあえず長い目で行方をみていきます。あ、株式投資はくれぐれも自己責任・自己判断でお願いしますね。こんな記事を見て「買おう!」だなんて思う方はいらっしゃらないとは思いますが、念のため。
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