しょこら@です。
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こちらのブログをいつもお読み頂いているlunaさま(id:luna3018)の記事で、不動産に関する話題を取り上げていらっしゃいました。
と、いうのも、コメント欄にて、
『不動産はリスク資産ですか?』
という質問があったそうなのです。そして、それに対して、収益・非収益の観点でlunaさまの考えを述べられています。なかなかに興味深い内容でした。
私も、遅まきながら30代後半の頃、マイホームなるものを購入するに至りまして。はてさて、これはリスク資産か否か?こちらで、私の見解を綴りたいと思います。
こんな( ↓ )立派な家じゃないヨ..
私にとっての、保有している不動産の意味
先ずは本題に入る前に、そもそも「資産」「不動産」とは何か、念のため言葉の定義を(goo)国語辞書でチェックしておきましょう。
個人または法人の所有する金銭・土地・建物などの総称、財産
【不動産(ふどうさん)】
土地およびその定着物である建物・立木など。
つまり資産とは、その人が所有する「物的価値」であり、その中でも土地並びにその土地に定着している物が不動産だということです。ここで注意すべきは、この言葉自体には収益という意味合いは含まれていない、という点です。
資産、ないし不動産を上手く利用して(運用して)「お金儲けができるかなぁー」「損失は幾らくらいになるだろう?」なんて考えた時点で、リターンとかリスクとか、そんな議論になるのだという前提を、最初に押さえておきますね。
・・・・・
さて、冒頭の質問に対する私の答えを申し上げますと、それは実に単純です。
不動産(自分の家)イコール
QOLを上げる為の「手段」
でしかありません。
保有する不動産は、私が心地よい生活を送る上で欠かせないものです。私はそれを100%実現すべく、住むエリアの安全性や利便性を入念にチェックし、設計士さんと8ヵ月もの時間をかけて打ち合わせしながら、自分の要望を満額取り入れた設計にして頂きました。そのおかげで、満足のいく "自分の城" を構えることが出来ました。
仮に5000万円の建築費用が掛かったそのマイホームの売却価値が500万円しかないとしても、そもそも売って収益を出すなんて微塵にも考えていないので、何の憂いもありません。また、税金というキャッシュアウトで毎年何万円も取られるとしても、それは人生の満足度を高めるための「必要経費」でしかないという捉え方。
という訳で、ネット上でしばしば見かける「マイホームは負債だ」等という意見。これは、いわばインデックス投資家がドヤ顔で「高配当株投資は効率が悪い」と指摘するのと同じくらい、ピントがずれた話だと感じます。マイホーム持ちから率直なところを言わせてもらうと、
ほっとけや
という一言でおしまいかな?むしろ、人生におけるお金の使い方を、なんでもかんでも効率(収益)で考えるのもいかがなものかと思いますけどねー、私は。
ほ っ と い て
後の世代の負担にならない程度に・・・
さて・・・私は自分が建てた家にそれくらいの価値を求めている訳ですが、ここで見失ってはいけない点。それは、自分自身にとっての価値が、子孫(要は子供たち)にとっての価値になるとは限らないという話。
女の子なら、他の家に嫁ぎ、我が家を出ていく日が来ることでしょう。私たち亡き後、この家をどうするか?ひょっとしたら、娘たちにとっては「税金やメンテナンスの手間ばっかり掛かって、メンドクサイ存在」だと思われるかもしれません。逆に「何かあった時の最後の避難場所」として、ずーっと重宝される可能性だってあるわけですがね。どっちに転ぶかは、須らく彼女たちの人生次第です。
ですので、自分の人生を心地よく過ごしまくった末にその棲み処をどう処分するかは、私が老いでボケる前に、娘たちの意向を踏まえて決めていきます。まぁ、場所は悪くない(と勝手に思っている)し、いざという時は端金くらいにはなるでしょう。自分の代できっちり精算し、保有している配当株と併せて、彼女たちの人生の足しにして貰えればなぁ、なんて小さな親心を持っております。
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