しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日も当ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
株式市場の世界において、一般的に夏はあまり調子が上がらない時期だと言われています。外国人のトレーダー達が夏休みのために市場から離れ、取引量が減る。その結果ボラティリティが強まりがちの相場になり、リスクを避けたい投資家達がポジション調整を取る・・・これがいわゆる「夏枯れ相場」というやつ。
以下グラフ、日経平均株価の過去30年間にわたる月別平均騰落率をみても、6~9月にかけてはマイナスとなっていることが分かります。だからこそ「セルインメイ(5月に売って、秋に帰ってこい)」というアノマリーがあるワケです。
5月は、そんな「ひとやすみ」をする上では最高の月でしたね。急激な勢いで株価が回復し、3~4月に株を買っていたら余裕の含み益にホクホクになった方も多い事でしょう。そんな私も、5月だけで含み損が150万円以上も回復しました。ここでいったん整理して以後に備える、というのがアノマリー的な流れというところかな。
そして、6月。
夏枯れシーズンの、はじまり・・・
・・・のはずでした。
日経平均株価
【先週末終値】21,877円
【今週末終値】22,863円(+986円)
NYダウ平均
【先週末終値】25,408ドル
【今週末終値】27,110ドル(+1,702ドル)
日米共、日を追う毎に右肩上がりでグングンと伸ばしていくではありませんか!

そして圧巻だったのが昨日、日本時間の金曜晩(現地時間同日朝)のことです。この日発表された米国の雇用統計が、サプライズとなって市場を駆け巡りました。
【経済指標速報】
— みんなのFX|トレイダーズ証券 (@Min_FX) June 5, 2020
🇺🇸米雇用統計の結果です📣
予想より良好🙂
21:30 🇺🇸非農業部門雇用者数変化(前月比)
結果:250.9万人
予想:-800.0万人
21:30 🇺🇸失業率
結果:13.3%
予想:19.8%
21:30 🇺🇸平均時給(前月比)
結果:-1.0%
予想:1.0%
🇺🇸🇯🇵ドル円は109.25円から109.605円近辺に上昇⤴️
4月に新型コロナの影響で前月比2,070万人減と、1939年の統計開始以来最悪の減少を見せた『非農業部門の雇用者数』5月もエコノミストの間では750~800万人の減少になると予想されていました。それが蓋を開けてみたら250万人の増、+1,000万人の上振れとなることが明らかになったのです。また『失業率』も、19.8%と予想値よりかなり低い数字が出てきました。
そしてこれに同期するかのように、為替も円安に振れるわ原油価格も上がるわで、もう全方位アゲアゲのお祭り騒ぎ。ダウ平均の上げ幅も、一時1,000ドルを超す勢いで爆上げし(最終的な終値は、+829ドル)一気に27,000ドル台に乗せてきました。
思 わ ず 吹 い た
おかげさまで我が海外株も(XOMとSPYDを除いて)復活しました!一ヵ月前までは一面真っ青なオーシャンに染まっていたはずなのですが、信じられない速度での変わりよう。個人的には、3~4月の間コツコツ買い増してきたDISがプラ転したのが最も感慨深いところです。
このように思いもよらぬ展開になっている、6月第一週目のマーケットだったワケですが、果たしてやっぱり夏枯れは来るのでしょうか?それとも11月の米大統領選まで、この勢いが続くのか?
当然、私には何も分かりません。出来ることといったら、今の流れに身を任せて、ワクワクしながら市場の行く末を見守りつつ、次のチャンスに向けて自身のキャッシュを貯めていくだけです。二番底も怖くはありませんし、むしろそれもまた良し!その時は絶好の買い場として、諸手を挙げて歓迎したいと思っています。
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