しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日も当ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
今週から、各社の決算発表が本格化してきました。昨年度の実績、及び今年度の予想が徐々に出てきています。中には新型コロナの影響が甚大で、予想が出せないというコワイ所も多々あるようで。
昨日は、そんな中でもおそらくインカム投資家にとって最も注目すべき(否、むしろ自分自身が最も気にすべき)銘柄の決算発表がありました。それは、
ニクイヨ(2914)JT
今週、決算前ということを知らず、こともあろうに決算前日に「1,400株目」となる買い増しを敢行した投資家がこの付近にいるということはナイショである。
1Q決算は無事通過!
さて、その気になる決算の結果ですが
増収・減益
しかし、調整後営業利益(一時的な要因を排除した本業での純粋な稼ぎ)はプラスでした。
(※同社 2020年12月期第1四半期決算説明会資料より)
特に海外たばこ事業が好調で、高単価の欧州市場で新型コロナウイルスによる流通在庫の積み増しが発生したこと、並びにロシア・フィリピン・英国などでの値上げ効果が寄与して売上を伸ばしたとのこと。新興国での為替影響はあるものの、それを補うほどのポジティブな流れに乗りました。
そして気になる配当方針についても「現時点で還元⽅針及び2020年配当予想の変更なし」との力強いお言葉。
(※同社 2020年12月期第1四半期決算説明会資料より)
私は、今の利回りであれば無理に増配をして頂く必要は無いと思っているし、業績悪化による減配が飛び交いまくっている今の状況下での維持は、本当に安心です。無事通過といっても十分な決算内容だったのではないでしょうか。
みんな、引き篭もりでストレス溜まりますよね~♡
そりゃ、たばこの1本や2本、吸いたくなりますわね~♡
もう、どんどんスパスパ吸っちゃってヨ(ゲス顔
コロナにも負けない防御力の高さ!
今回の決算資料の中で、新型コロナに対する影響に関する記述もありました。それは「現時点、いずれの事業においても顕在化している重⼤なリスクはない」というもの。空港内を始めとした免税ビジネスで閉鎖による影響はあるとはいえ、売上全体の中では3%未満と、そのインパクトは軽微との説明でした。
改めて、ディフェンス力の高さを見せつけられたように感じます。今回のような外出禁止の影響を受けることもなく、また買い占めされるような代物でもない、安定した嗜好品ビジネスだと再認識しました。
ただし、上の決算資料にも書かれている通り、今後更なる新型コロナによる悪影響を勘案しなければいけないという点は依然リスクとしてあります。具体的にはレイオフや給与カットによって世界中の景気が一気に冷え込み、このような嗜好品にかけるお金が減らされる、といった状況。引き続き今後の販売動向は注視が必要かと思います。まぁ真のヤニラーは、そのような事態になっても吸うのかもしれませんけどね。
とにかく海外市場が勝負所です!
さて、今回の決算でもはっきりした通り、JTの行く末は完全に日本以外での海外市場に委ねられています。その中でも特に数の伸長が見込めるのは、新興国。
かなり前になりますが、私はこれからの世界の人口動静はアフリカを中心に進むこと、またアフリカ大陸はたばこという文化が未だ浸透しておらず、いわばブルーオーシャン状態であることを以下の記事で述べさせて頂きました。
是非ニクイヨ様には、中長期的にこのアフリカを始めとする新興国でのヤニラー開拓に成功することを願ってやみません。そしてそれまでに私も、少なくともあと「600株」はここの株を買い増していくことをこの場を借りてコミットいたします。
当ブログでは、特定の銘柄を推奨してはおりません。
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