しょこら＠（@syokora11_kabu）です。
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航空機や船舶・コンテナのリースアレンジメントを中心に総合金融事業を展開している（7148）FPGが昨日、直近の動向を踏まえた2020年9月期の業績見通しを発表しました。新型コロナウイルスの影響によって売上高・利益を大幅に落としていることを受け、今年度の配当金については当初予想値から▲50%も減配する見通しであることが明らかになりました。
今回は、こちらの銘柄に対する今後のホールド方針について、今の私の心持ち（同社の事業の行方云々ではありませんｗ）を書いてみたいと思います。
ど っ ひ ゃ ーーーー ！！
さて以下表は、同社の「2020年9 月期の配当方針の変更及び配当予想の修正に関するお知らせ」からの抜粋です。前期実績53円→前期予想値で60円10銭と増配の見通しだったところが、今回修正値では一転、30円となりました。これは予想値から半減、前期比でも▲43%という大減配です。配当性向も78%まで上昇しているので、ギリギリのところにあることが伺えます。
売上と営業利益の今期予想を見ても、売上高が前回予想比で▲45%、営業利益が同じく▲67%と、ひたすら厳しい数字が並んでいます。
（※同社「2020 年９月期連結業績予想の下方修正に関するお知らせ」より）
この発表を受けて、翌22日の同社株価は▲11%と大幅に下落しました。私の平均買付単価が1,000円程なので、実に半減という憂き目に遭っています（泣）
まぁ、とはいえ個人的にはこの発表内容を見た時には特に驚きはしませんでした。これだけ陸空海の輸送路が寸断されて需要が激減している中で、リース事業なんてまともに立ち行くワケがなかろうと。むしろ、30円でも配当を出して頂けたのがありがたいくらいです。無配転落も十分あり得たシナリオだと思っていたので。
減配というと、直近では昨秋に（7201）日産自動車に大減配を決め込まれました。その時には即時撤退、損切りに至った苦い経験がありますが、今回は「ホールド」の方針でまいります。
そもそも、これからあちこちで減配しまくるのが目に見えているのに、その度に撤退していたらキリがないじゃないですか。今回は不祥事だとか事業上の不採算だとか、そういう問題ではありません。過去に例を見ない、未曾有の災害の最中にあるのですから、ある程度どっしり構えて諦めるしかないと思うのです。
何より、今回の発表にはそれ以外に評価すべきポイントがあります。減配と同時に自己株式取得（自社株買い）の発表も行っているのです。発行済株式の4.51%、400万株または20億円を上限として自社株を買い上げるそうで。単純に減配するでなく、こういった株主尊重の施策をうつ姿勢があるだけでも日産とは違いますね。
（※同社「自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ」より）
なお、同社は株主優待制度（500株保有時でUCギフトカード1,000円分：長期保有優遇有）を導入していますが、こちらについて廃止等のIRはありません。この点でもホッとしています。買値に対する利回りは現時点3%以上を確保出来ていますし、3年以上保有すれば優待が2,500円まで増額しますから、今すぐ手放すのも忍びない（笑）
とにもかくにも、少しでも早くコロナ禍が過ぎ去るのを祈るしかありません。減配だからと早々に手放すのも一つの判断かもしれませんが、ここはひたすら耐え忍ぶターンだろうと個人的には思っています。「あーあ、とりあえず一発目（の減配）が来たな」という心持ちでいる、というのが正直なところです。
「含み損▲50%」は精神衛生上キツイっすけどね・・・
当ブログでは、特定の銘柄を推奨してはおりません。
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