しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日も当ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
今週に入ってからというもの、株価が謎の上昇を示しています。米国・欧州のニュースを見ていると、1ヶ月遅れのパンデミックで大混乱に陥っていて、経済後退の予兆がヒシヒシと感じられるというのに、日経平均はというと
- 23日(月)+335円
- 24日(火)+1,204円
- 25日(水)+1,454円
と、大きく3連騰しているのです。
いつもあんなに頼りないのに、日経さんどないしたん?
日銀の大量買いによるお化粧なのか、期待上げなのか定かではありません。NYダウが昨日2,000ドル超の大幅な上昇を見せたのは、米国政府による最大2兆ドル(220兆円)という歴代最大級の景気支援策の可決を期待したものだったと推察出来ますが、日本政府によるその議論がみっともないくらい「右往左往」しているのを見ると、果たして何をネタに株価が上げているのか?気持ち悪い感じがします。
さて、世界各国の景気支援策については、以下ツイートがその現状を端的に表しているように思いました。
各国のコロナ緊急経済支援策
— ぶたようかん (@nijie_chan) March 25, 2020
●米国
現金10万円支給
●香港
現金14万円支給
●韓国
現金8万6000円支給
●イタリア
現金30万円以上支給
●イギリス
休業補償(賃金の8割)
●フランス
休業補償(賃金の全額)
●スペイン
休業補償(賃金の全額)
●日本
和 牛🐮
「えっ?和牛っていったい何の話?」と訝しまれた方は、以下の記事をご覧ください。当初、私もその突拍子の無さに、何かのギャグとばかり思っていました。
新型コロナによる経済への影響が大きくなって景気対策への議論が始まってからというもの、1人当たり5万円の現金給付案が1万2千円になったかと思いきや、貯蓄に貯め込まれるのが嫌だから商品券をと言い出したり、和牛券にいったり旅行券にいったり。そして今は "世帯で20万円の現金給付" の検討になっている模様。
1ヶ月かけて、結局ふりだしにもどっているわね・・・
そうこうしているうちに、サービス業・飲食業の中には耐えきれずに倒産する企業が出始めました。そして、政府の検討案についてのネット記事が出るたびに、鬼気迫るコメントがたくさんつけられているのを見かけます。
「一体どれだけ時間が掛かっているんですか!!」
「本当に、政府は日本国民を守る気があるのか!!」
は?
「守る気が無い」に決まってるじゃねーかwww
あっ・・・つい、いつもの毒が💦
政府は、はじめから、私たちのことなんて何ひとつ考えていませんよ。知らなかったですか?彼らの頭の中には「文句ばかり言うクソ五月蠅い国民に対して、当たり障りのない内容に落ち着かせること」「今の政権ポジションを死守するために票を押さえること」この二点しかありません。
だからこそ、文句を言わない高所得者層に、所得税の控除見直しという実質増税を課すばかりでなく、あろうことか今回も現金給付の対象外として検討する、そんなアンフェアな議論が平然となされるのです。
私は以前から、政府は国民の敵、金を毟り取ることしか考えていない亡者の集団であるという主張を繰り返してきました。お上が民衆から年貢を搾り取る構図、それは江戸時代から何ら変わっていません。自らマネーリテラシーという防具を身につけなければ、知らない内にお上から延々と搾取される日々が待っているのです。
今回の経済対策も、個人的にはまったく期待しておりません。期待なんてするから、裏切られた時の失望感に苛まれるのです。無駄無駄、時間のムダァ!
というワケで、リテラシーの高い読者の皆様におかれましては、かような景気対策は「自分が対象になったらラッキー☆彡」程度に捉え、これからの厳しい難局に立ち向かえるよう、自分自身の力で粛々と備えていこうではありませんか。