しょこら@(@syokora11_kabu)です。
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新型コロナウイルスの影響で、開催の可否が注目されていた東京オリンピックが、ついに1年程度延期する方向で話が決まりそうという報道がありました。安倍首相と国際オリンピック委員会(IOC)バッハ会長の間での電話会談により、その方針で一致したとのこと。大会名称は「東京2020」のままだそうです。
オリンピック開催自体への賛否両論はありますが、やるという前提に立った話として、個人的には1年の「延期」は無難なところだなと思いました。兎に角「中止」でなくて良かった。中止になってしまったら、関連する需要が全て吹き飛びますからね。1年間の猶予のもと、医療体制が整ってパンデミックが落ち着けば、その先2021年になって市場が復活する期待は十分持てるものと個人的には考えています。
ワイは過度な悲観が嫌いなんじゃ。すまんの。
昨日は、日経平均が前日比+1,204円と大きく上げました。同様に、J-REITも軒並み高騰しています。この延期の報を事前に聞いていたのでは?と勘繰りたくなるようなタイミングである。
上がっているとはいえ、まだまだ激安セール中であることには変わりありません。来年以降の需要再喚起を見込んで、今のうちに仕込むのは有りだとみています。とりあえず6月の賞与まではお願いだから上がらないで欲しいなぁ(自己中)
INVからの分配金を前に、今後の展望を考える
そんなマイJ-REITの中でもブッチギリで低迷している(8963)インヴィンシブルから先週、2019年12月期(第33期)の分配金が入ってきました。1口あたり1,725円、基準日では10口持ちだったので税引後ベース13,747円の入金です。
2019年6月期分と合わせた年間分配金実績は3,381円。昨日終値が25,410円なので、配当利回りは税引前ベース13.3%と、ぶっ壊れ気味の水準になってます。
さて、保有する物件のうち取得額ベースで実に87.6%がホテル関連という同投資法人。新型コロナの影響で、さぞかし今期の決算並びに分配金は爆死しそうだなぁとご心配のホルダーの方も多いのではないかと思います。しかし、今回のオリンピック延期報道を受けて「おっ、実はワンチャンあるかも?」と思い始めました。
昨日23日、同投資法人は第33期(2019年7~12月)資産運用報告を公開しました。その中で、分配金は過去から蓄積している物件売却益による内部留保分から払い出して、現状並(1口あたり3,400円以上)の水準を目指すと謳われています。
決算書によると、第33期は当期純利益116.4億円に対して分配金総額が105.2億円。それに対して、内部留保を127.4億円確保しています。新型コロナの影響で2020年度にどれだけ利益を落とすかにも拠りますが、同投資法人が持つ内の固定賃料物件が6割近くを占めることを踏まえると、ホテルの需要減がそのまま利益減につながるとは言えないのではないか(もちろん、それなりにダメージは大きいでしょうけど)
後は、貯めてきた内部留保を取り崩しながら今の分配金を維持し、厳しい2020年度を乗り切れば、来年以降のオリンピック需要再喚起によって
奇跡のインヴィンシブルフェニックス爆誕!
・・・という夢のシナリオを描いているのですが、どうなんですかねぇー。これが成立すれば、今からの仕込みでウハウハの未来が待っているのだけれども。
さすがの楽観主義者のワイも、これには自信が持てんのやで
同投資法人の次の決算発表(第34期)は、8月20日前後に予定されています。冒頭にも書きました通り、今年度の分配金維持と来年度以降の復活を期待して今からガッツリ仕込んでおくべきか?!ちょっぴり悩ましい今日この頃です。
当ブログでは、特定の銘柄を推奨してはおりません。
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