しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。
日本の月曜日は祝日でしたが、同じ日のニューヨーク株式市場は、ダウ平均が終値で1,000ドル以上もの下げとなり、荒れた週明けを迎えました。売り模様一色の中、投資家の皆様も相当被弾されたのではないでしょうか。
きっと、この流れを受けて、今日の東証も波乱の展開になることでしょう。果たして幾ら吹き飛ぶのか、心構えをしておいた方がよろしいかと思われます。
・・・・・
さて突然ですが、最近の自分のPFの動きを見て、何となく感じたことがあります。
それは、
含み益は、精神衛生上『悪』である
ということ。
ここ数ヶ月ずっと相場の調子が良く、この私でさえ、それなりに含み益が出ておりました。皆さんも、大なり小なり良い状況だったのではと拝察いたします。
自分にとっては、年明けくらいが山だったかな。
※2020年1月時点、幣ブログ資産運用報告記事より抜粋
でもこんなもの、利益でも何でもない、ただの数字なんですよね・・・誰もがそう頭では分かってはいるものの、今回のような下げ相場を迎え、ゴリゴリと減っていく数字を目の前にして、
利益がゼロになる前に利確して、損だけは回避しなきゃ!
と、判断基準も計画性もへったくれもない、感情に任せた売りについつい走ってしまう。これが所謂「狼狽売り」と呼ばれる行為。
【狼狽売り(ロウバイウリ)】
株価が急落した時に、その動きに慌てて売ること。株式投資初心者に多く見られる症状。株価が下落すると含み益のある人は利益確定売りに動き、もともと含み損を抱えている人は損失拡大を恐れて売りを急ぐ。 狼狽売りが市場全体に広がると、売りが売りを呼ぶ悪循環に陥り、時として株価の急落を招く。(毒蛙書房刊『🐸投資法壱之巻・極!投資全語』より)
インカム投資をそれなりにやってきた貴方であれば、含み損が山ほどある時にいくら株価が下がって含み損が拡大しようと、まるで痛覚の麻痺した麻薬中毒者のように、何の感情も湧かない、といった経験はお有りのことでしょう。しかし、ひとたび含み益生活に慣れてしまうと、今度は逆にほんの少しの下げにさえ、急に痛みを覚え出し、そわそわするようになる、そんな経験もありませんか?
大丈夫!それが、普通の人間の感情なのです。
同じ下げなのに、損失が増える時より利益が減る時の方が、なぜか余計に気になってしまう・・・私たちの脳はそのように感じるよう出来ている。
そう、インカム投資家にとって含み益が出ている時こそ、己の精神を擦り減らす「諸刃の剣的ターン」でもあるのです。ここでの精神力をいかに鍛え、常に冷静に売買の判断を下せるかが、強い投資家に進むための一歩だと言えましょう。
ビギナーインカム投資家は
含み損益の増減全てに感情を持つ
並のインカム投資家は
含み損の増減に感情を持たなくなる
強いインカム投資家は
含み益の増減に感情を持たなくなる
(毒蛙書房刊『🐸投資法壱弐之巻・損益無心之心得』より)
とまぁ、普通の投資家の皆さんにとっては、いくばくかの感情を持ってしまうのは仕方ないことだと言えましょう。ですが、私のように腰の据わった🐸投資法伝承者にとっては、このような下げなど、モノの数にも入らないのです。はっはっはっ!
・・・
・・・
・・・
・・・
ってお前、売っとるやないかァーーい!!
い、いや・・・
$600(+20%)近く含み益あったので・・・
これで他の、利回りが良い銘柄に鞍替えしよかなって。
(*´σー`)エヘヘ
しかも新・バフェット銘柄を手放すだなんて・・・
という訳で「典型的な」狼狽売りのその後は、次の記事に続くのであった・・・。
当ブログでは、特定の銘柄を推奨してはおりません。
くれぐれも、投資は自己責任でお願いします!