しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。
今の世の中「モノを持たない。レンタル・シェアする」時代だと言われます。そんな中、徐々に認知度があがりつつあるのがカーシェアリングサービスです。
このカーシェアリングなるもの、大きく分けて2つの仕組みがあります。運営事業者が用意した車をシェアするパターンと、個人所有の車を他人とシェアするパターンです。有名どころでは、以下のような会社からサービスが展開されています。
運営事業者の車をシェア
個人の所有する車をシェア
特に後者は、自分の車を使っていない間ネットによるマッチングサービスを通して他人に貸し、その分の代金を頂くというもので、"ちょっとした小遣い稼ぎ" として急速に登録者を伸ばしています。
しかし、このサービスを悪用して、こともあろうに借りた他人の車を勝手に売りさばく輩がいるらしく、被害が相次いで社会問題になっています。単純に言うと、免許証を偽造して借りパクするという手口です。
小銭と引き換えに得た、大きなリスク
私は、この話を聞いて、
それくらい想定して利用しなかったのかよwww
くらいの乾いた感想しか湧きませんでした。サービスを提供する側は、トラブルについては基本的に当事者間で解決せよというスタンスです。要は「自己責任」
そもそも愛車を娘のように愛する私にとって、見知らぬ他人に車を貸すという話は、はっきり申し上げるとゲロを吐くくらい猛烈な嫌悪感しかありません。
借りた人が、ジュースを車内にぶちまけるかもしれない
借りた人が、勝手にタバコを吸うかもしれない
借りた人の運転が下手で、壁にぶつけるかもしれない
借りた人が煽ラーで、他の人とトラブルを引き起こすかもしれない
借りた人が車を盗むかもしれない
最後のはちょっと別次元だけどな~
他人が自分の車をどう扱うのか、全く分からないんですよ?それこそ、買った会社の株が紙切れになるが如く、ボロボロにされたり、最悪返ってこないケースまで想定しているんですかねぇ?私は生憎そこまで「ドM」ではないし、愛車だけが大切だと考えるワガママちゃんですので、そんなことまでして小遣いを稼ぐくらいならば自分の身体を貸した方が100倍マシだと断言します。
自分のこだわりあるクルマや旧車を貸すだぁ??
言葉は悪いですが、そんな奴、ただの
ガ〇ジですわ(断言)
(※ "dカーシェア" ホームページより引用)
愛車を盗まれた、被害者の一人として
車と言えば(このブログを立ち上げた初期にも書きましたが)私は過去に自分の愛車そのものを盗まれた、苦い苦い思い出があります。
盗まれたのは、EK9シビックタイプRです。当時エンジンやサスペンションなど、純正部品が高値で取引されていて、盗難ターゲットの上位にあがる車種でした。
昔はカーボンボンネットが流行ってたんやって・・・
今から20年くらい前ですかねぇ・・・賃貸アパート敷地内の駐車場(屋外)に停めていたんですが、皆が寝静まった深夜にやられました。
マフラーも換えていたのでエンジン掛けたら直ぐ分かるんですが、完全に眠りに落ちていたので何の意識も働きませんでした。そして翌朝に駐車場に行くと、いつもそこにあったシビックが、忽然と姿を消していたんです。
車が盗まれた瞬間の心境って、わかります?
そんな訳あるか~、と思われるでしょうが、最初は「アレ?昨晩俺どこに車停めたっけ?」って、一生懸命過去の記憶を辿ろうとしたんです。我ながらアホですね。自宅に停めたに決まってるのに。事態を飲み込むまでに30秒以上掛かりました。
その後のことはあまり記憶にありません。覚えているのは、その後大泣きして錯乱のあまり家(※賃貸)のフスマを1枚残らず全てぶち抜いたのと、1週間ほど付近4県を探し回ったことくらいでしょうか。まぁ無駄な足搔きだった訳ですけど。
そんな経験をしてからというもの、以後愛車には他人をなんぴとたりとも近づけないように、セキュリティだけにはお金を惜しまないようにしてきたつもりです。例え家族ですら、無断で解除することを許していません。以前嫁がドアの鍵をかけ忘れ、一晩まるまる無施錠の状態にしていたことがありましたので。
ちょっと昔話が過ぎましたが、要するに自分の大切な財を他人の目に晒すということは、それだけの危険があるのだということをお伝えしたかったのです。
「何でもシェア」という風潮への警笛
今の世の中は、本当に色んな人間がいます。いや、人間の皮をかぶった悪魔というべき輩までいる。そんな輩の考えや行動は、私達の想像の遥か斜め上を突き抜けています。盗難車に乗った煽ラーがモデルガンで別の車を撃ちながら、挙句同乗者の女を捨てて逃げるだなんて、常軌を逸し過ぎて漫画のネタにもなりません。
更に言うと、例えそれまで仲が良いと思っていた友達でさえ、ある日突然豹変するかもしれないのです。悲しいですが、それが現実。
そんな、一見してヒトなのか悪魔なのか分からない生物にリアルで会うどころか、こともあろうに車という高額な私財を貸すだなんて、私からすれば地球3周分くらい理解不能な行為です。例えるなら、動物園の熊に向かって「ここ動物園だしィ、クマさんも躾されているから大丈夫ヨ♡」と言って檻の中に入っていくようなもの。
これは何も、車に限った話ではありません。
他人とシェアする、ということは、自分とは価値観が全く異なる、それこそ動物園のクマと何かを共にするということと同じなんです。それが一体何を意味するか。
お湯を沸かすために使うヤカンを、自分の用を足すために使う人がいるかもしれない。そんな人とヤカンをシェアすることが出来ますか?「そんなバカな」が通じる世の中だったら、誰も煽ラーなんかにゃ苦労しませんわ。
今の世の中、何でもかんでもシェアする風潮がありますが、目先の手軽さだとか、ちまちました小銭なんかに囚われず、考えられるリスクを慎重に考えながら利用すべき・・・冒頭のニュースを読みながら、私はつくづくそう感じるのです。