しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。
2014年築のザ・しょこら@ハウスには、太陽光システム+オール電化を導入しています。そしてFIT(固定買取価格制度)導入6年目になります。FITによる単価固定期間は10年間なので、我が家の場合は2023年に今の優遇単価が切れ、その後いよいよ不遇の年を迎えることになります。
今回は、いつもの太陽光発電・電気代の定点観測結果と併せて、FIT(固定買取期間)が終わった後の対応方針をテーマに書いてみました。同様にこの「X-DAY」を迎えんとする皆様、一緒に悩みましょうぞ・・・。
しょこら@ハウス 基本スペック
- 敷地面積145㎡ / 建物面積72㎡
- 2014年築 木造二階建
- 太陽光モジュール:パナソニック製(3.6kW)
初期導入費用:1,625,000円(補助金抜き) - エコキュート:三菱電機製(370L)
- オール電化
- 関西電力 はぴeプラン
- 2014年契約 買取価格38円(10年固定)
先月の電気料金と売電額実績
※請求日ベースではなく、実稼働日ベースです
青い折れ線が電気料金の推移、灰色の折れ線は売電額の推移。そして棒グラフは2018年4月からの収支累計を表しています。
【2019年9月 単月結果】
2019年8月 | 2018年8月 | 前年比 | |
電気代 | 8,211円 | 7,518円 | +693円 |
売電額 | 10,374円 | 7,790円 | +2,584円 |
差額 | +2,163円 | +272円 | +1,891円 |
【2018年4月~2019年9月 18か月累計】
電気代 | 189,460円 |
売電額 | 194,940円 |
差額 | +5,480円 |
9月は、右肩下がりで落ち続けていた売電額(灰色折れ線グラフ)がようやく下げ止まり、8月に比べて少し上向いた結果となりました。これは先月分析した通り、日照時間が影響しているものと推察されます。比較的太陽が多かったのでね。
更に、暑さが和らいだことによって電気代(青色折れ線グラフ)も前月比で下がりました。結果、2,000円ほど売電額が上回り、収支プラスの月となってます。ヤレヤレ
FIT終了後の対応について考える
ご覧の通り18ヶ月トータルで見ると、約5,500円売電側がプラスになっています。ほぼ電力会社からの供給量=電力会社への売電量という状態で、いわば「電気代の負担がゼロ」家計的には、かなり助かっています。
さて、私がFITの契約をしたのは2014年5月です。このままいくと2023年4月には固定買取期間が終了します。そしてその後はどうなるのか?私が利用している関西電力が発表した、FIT終了後のkWhあたり新買取価格は
38円→8円(▲79%)
に激減するようです。やや語弊はありますが、現時点で "電気代タダ!" となっているのがFIT終了後は "電気代2割引き!" くらいにしかならないわけ。
ど、ドイヒー!(酷い)
仮に今月の受給量を単純に8円換算したら、こんな売電額になっちゃいますのよ。
うーん、これは泣ける・・・
これに対して、考えられる作戦は3つ
- 元の電力会社以外のところと買取の契約を結び直す
- 元の電力会社から新たに提供される「仮想蓄電サービス」を利用する
- 自前で蓄電池を購入して自家消費する
さて、どれにしましょうね。
3.は、追加投資が発生する。先々で相当コストが下がらない限りは少々厳しい。
1.は、当面は2019年に契約が終わる人が対象なので数年後にはどうなるか分かりませんが、それでも買取価格は10円/kWh前後が相場のよう(多少マシな程度)
残るは2.についてです。今年に入ってから、全国の電力会社が、太陽光発電による余剰分を "仮想的に預け" させて、その還元分でお得さを打ち出すというサービスの告知を始めています。関西電力からも11月から「貯めトクサービス」なるものがスタートされるらしいです。皆さん、コレ聞いたことありますか?
仮想蓄電サービスって一体何?
以下、関西電力の「貯めトクサービス」にフォーカスして説明していきますね。
とても分かり易く言うと一定量だけ、8円/kWhではない別のお得なレートを適用する(但し別に利用料を取る)というサービスなのだそう。
以下に同社からの見辛い資料をスクショしますが、例えばはぴeタイムを利用している私のような場合、以下のようになるものと理解しました。
- 余剰電力量は、電力会社にいったん送電される
- 預けた分の単価は、8円より高いデイタイム及びリビングタイムの料金単価が、契約時の容量枠内にのみ適用される
- 適用はデイタイム→リビングタイムの順。デイタイムで規定されている容量を超えた時点からリビングタイムの単価が適用される
- 契約時の容量枠を超えた分は、8円/kWhで買い取り
- 利用料は、電気料金と合算で請求される
※関西電力「貯めトクサービスについて」より引用
同社から用意されるプランは、預ける容量によって以下の3パターンがあります。
プラン名 | 月別容量 | 月額利用料 |
貯めトクサービスS | 50kWh | 800円 |
貯めトクサービスM | 150kWh | 2,350円 |
貯めトクサービスL | 無制限 | 5,000円 |
どのプランがオトクか?の結論が出せず・・・
以上が、関西電力「貯めトクサービス」の概要です。
で、当然のことながら、我が家のケース(ないし読者様のケース)だと一体どれが最もお得なのだろう?というのが最大の関心事になりますよね。
実は、この記事を書く前に、上記の内容を踏まえて軽く自分でシュミレーションしてみたのですが、どうもイマイチ腑に落ちない部分が出てきましてね。大変遺憾ながら、本記事にて紹介するまでには至りませんでした。
も う し わ け ご ざ い ま せ ん
尻切れな終わり方になってしまいますが、引き続き調査の上、解明することが出来れば改めて記事にしたいと思います。
しかし、この単価減は度し難いものがあるんやが・・・