しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日も、当ブログをご覧頂きありがとうございます。
新しい環境での仕事でストレスが溜まっているのかな?週末の記事は、どうも暗めな内容になりがちな気がします。ま、自分のブログだし好きなようにストレスを吐き出そうかなって・・・お見苦しい点多々ございますが、どうかお許しの程。
と言う訳で、2日連続毒ガエル🐸モードまいります。
そのうち、完全にダークサイドに落ちそうやわ(?)
先日、同僚と近くの中華料理屋でランチを取りながら、話をしておりましてね。
(二人とも40代、華の "中間管理職" です)
お題は「働き方改革における、部下との接し方」
世の中、働き方改革の空気すごいよね。副業を認める会社もいっぱい増えてる
そういえば、うちの会社、副業認めてたっけ?
人事からは、就業規則変わったとか聞かされてないな~
これからは残業もせず、定時ダッシュで次のバイト先とか近所のカフェとかに副業しにいく時代が来るんだろうね
就業規則に副業禁止と明確に謳っていなくても、暗黙の了解として認めていない会社は多々あるようです。副業もOK、とハッキリ記載無い限り、表立ってはなかなか言い辛いですよね?我が社も、どうやらそんな雰囲気のようです。
部下の誰もかれもが「私、定時で帰ります」って言い出したら、管理職としてどうする?
上から求められるチームとしてのアウトプットは変わらないか、増える一方だもんなぁ。頭数が変わらない限り優秀な人に無理いってお願いするしかないやろ
そうなるとデキる社員とそうでない社員の負荷差がどんどん開きそう
最終的には自分たちで全部やるしかないかもね(冷笑)
今の時代、定時内で仕事を終わらせるのがあるべき姿で、そうさせるのが会社、管理職の仕事だという風潮が強いと感じます。そして雇用される側からすれば「やるべき仕事を終わらせれば、帰るのは当然」という価値観が出来つつあります。
これらの主張は、全くもって理に適っている。
しかし現実問題、チームにおける「やるべき仕事」には、新入社員でも出来るような伝票処理もあれば、難易度が高い社内調整事もあります。難易度の高い仕事を誰に振り分けるか?そりゃー、限られた優秀な人になりますわなー。
「部下達が等しく仕事出来るように教育・指導するのが管理職の役目」だァ?!いや、私達先生じゃありませんからw
金もらってんなら、プロらしく自分で覚えろよって話ww
だいたい、指導される時間も給料貰おうとしてるのがふざけてるよね。そういうのは一人前になってから言えよって
・・・だんだん夜の居酒屋よろしく、愚痴っぽくなってまいりました(笑)
あくまで私の経験上、であって決して普遍的な話ではありませんが、前述のように「定時で帰って当然」と人前で堂々と主張する人に限って、そのアウトプットレベルたるや(相対的に見て)かなり低いところにある人が多い気がします。
要は、独りよがり。
そして本人が一番それに気付いていない。
逆にデキル社員に見られるとヤバイよね。仕事がどんどんそこに集まってきてさ
そうなったら尚更定時じゃ帰れない。副業なんてもっての他
そうそう、毎月の給料は変わらないのに
そのうち「頑張っただけ損」みたいな風潮になりそう
我が社は、業績評価は基本的に全て賞与に反映されます。毎月の月収は春の定期昇給があるのみで、その昇給幅も仕事ぶりにほとんど直結していません。みんな仲良く右肩上がり、古き良き、典型的日系企業。
確かに賞与でつく差は大きいですが、業績によって出る出ないという要素も大きいし、日々の生活水準ってやっぱり月収に左右されませんか?幾ら頑張っても目の前の生活が変わらなければ、精神的・金銭的に擦り減るばかりでモチベーションなんて上がらない。私たちは結局、目の前にニンジンをぶらさげられた馬でしかない。
そしてそのうち「何で俺、こんなにやらなきゃいけないの」という不満・疑問に昇華していき、やがて優秀なお馬さんは、走るのを止めてしまう。
今の会社じゃ月収に差をつけるのは無理だね。まず組織の中の相対的評価制度がダメ。尺度も主観的だし
組織が大きくなると、どうしてもそうなるよねー
雇われてる方もどこか甘えてる。会社に何を貢献したかアピール出来ない。そのへん欧米人は自分勝手なまでに強いな
でも、毎年部下と給与交渉するのはしんどいわw
差が付かない以上、会社に居座れる程度に、そこそこの仕事をしている人が勝ち組になっていきそう
「こいつエエ奴なんやけど、重い仕事を任せるのはちょっと」と思わせるくらいの立ち位置だとベストかも
ある意味、そういう演技力こそが、これからの世渡り上手とされる能力なのかもねー
はい、働き盛りの中間管理職がこういう話をランチの場でぶっちゃけていること自体、かなりヤバめの会社であることを晒している感は、正直否めません。
けれども、この同僚との会話を通して「この国の働き方改革って、いったいどこに向かっていくのだろう?」という疑問が自分の中で拭えませんでした。
確かに "時間外労働を減らし、人間らしい生活を送る" というのは重要な命題です。しかし、長時間労働を引き起こす大元を突き詰めると、結局
- 無くならない仕事量(IN)
- 埋まらない個人の能力差(OUT)
この2つの要素に集約される。
仕事自体を減らそうにも、この厳しい競争社会においては限界があります。生産性の無い会議を無くしたりホウレンソウを最低限にしたり、まぁそんな程度。
顧客のワガママさも、無くならないからね
だから大事なのは、長時間労働そのもの、を無くすということよりは、
- 無法な長時間残業を徹底的に撲滅すること
- いろんな働き方を認めること
- 人より多く、価値あるアウトプットを出した優秀な人に思い切り大きなニンジンをあげること
なのかなぁと考えています。
そして特に私が強調したいのが、3番目。
会社の中に、150%の月収が貰えるバリバリの社畜と、70%で良しとするホドホドの社畜(もしくはアカン社畜)の両方がいる。そしてそれに応じた勤務・評価・給与体系を作る。これこそが改革の "本流" じゃないでしょうか。
最近、新卒から大きな待遇差をつける企業が出てきています。これから先、上にあがる(厚遇を得る)ためには、労働者側にもプロフェッショナルな強さが求められるはず。働き方改革の先にあるのは、「ゆとりある仕事」等といったアマ~イものではない。ただひたすら厳しいヒエラルキー社会なのだと、私は認識しています。
【結論】中間管理職にはなるな
当ブログでは、特定の銘柄を推奨してはおりません。
くれぐれも、投資は自己責任でお願いします!