しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。
明日から、いよいよ消費税率が8→10%に上がります。
この増税に対し、はたして世の中の人達がどう考え、どう対応しようとしているのか?日本FP協会が『消費増税と家計の見直しに関する意識調査 2019』として全国の男女1,200人を対象にインターネット調査を行った結果を公表しました。当記事では、その内容を、私の私感と併せて綴ってみました。
この週末も、増税前の最後の駆け込み買い・セールのチャンスとの触れ込みが世間を賑わせていましたよね。皆さん、具体的に何か動かれましたでしょうか?
ワ イ は ず ー っ と 引 き 篭 も っ て お り ま し た ぞ
意識調査の内容をチラ見してみよう
先ずは、上記のインターネット調査結果内容を簡単にご紹介します。
「増税で家計が苦しくなる」と考える比率は、女性で8割
増税された場合、家計はどのように変わると思うかという設問に対して、性別・年代別の見解は以下のように分かれています。どちらかというと女性の方が悲観的で、実に8割以上の人が苦しくなると答えたそうです。
男性と女性で異なる「減らしたい費用の品目」
増税前後の両方もしくはいずれかで、家計が苦しくなると考えている人の88%はお財布の中身を見直そうと考えているようです。
そして家計見直しの対象として挙げられた品目として、外食費・電気代・食品飲料が上位にランクイン。中でも性別差がついたものが女性は食べ物・ファッション費用を強調し、男性は交際費を気にかけている人が多いという結果になりました。やはり男性は日頃の付き合いが負担になっているんでしょうね。
駆け込み買いは「日用品やインスタント食品」
さて、増税前の駆け込み購入を考えている人の割合は全体の36.8%。ここでもやはり女性陣の比率の高さが目立ちます。
その駆け込み購入対象として、男性はインスタント・冷凍食品系、女性は日用品・美容用品系が多い傾向にあるようです。男性は生き延びるためのものを、女性は美しさを維持するためのものを、優先するってことか。
小遣いへの影響は平均6,700円減少と「甚大」か
増税にあたって「配偶者の小遣いを減らそうと思う」という人が、全体の38.4%(女性は43.5%)おり、その減少額の予想値としては平均して6,691円だそうで。
この調査結果を見て思ったこと
さて、以上の調査結果を見て、金融リテラシーが高い読者の皆様方は果たしてどう思われましたでしょうか?
ズバリ、私が率直に感じたこと、私見を書き殴りますね(ちょっぴり辛口です)
2%で家計が苦しくなる→単なる思い込み
そんなに余裕度がギリギリの家計だ、なんていうのはそもそも増税とは関係なく、元々どこかに問題があったということだと私は思っています。例えば月の支出が20万円だとしたら2%は4,000円にあたりますが、固定費なり日々のコンビニ買いを見直せば、普段から幾らでもリカバリー可能な金額ではないですか。
駆け込み買い→本当に意味あるの?
トイレットペーパーとかシャンプーとか、日頃からヘビロテしている日用品を仕込んでおくことは別に悪いことじゃない・・・けど必要以上にナーバスになり過ぎるのもどうかと思いますね。それなら使う量を少し減らすとか他の品目で削るとか、むしろ逆に副業で増やす方を考えるとか、わざわざ人混みの中駆け回らなくても対処のしようは幾らでもあるんじゃないかな、と。
冷凍・インスタント食品の大量買いって・・・You、震災対策でもしているのかい?
増税を理由に小遣い減→それは酷いでしょう
調査での小遣い減少予想で出てきた6,700円という金額は、言い換えれば、ひと月の支出33万円分を2%抑制したことと同じ。増税分を "なけなし" の小遣いからリカバリーさせられる、むしろどさくさ紛れに増税分以上減らされちゃったりして。
「うまいこと旦那の小遣い減らしてやった♡」なーんていう配偶者の悪魔的処遇に何の文句も言わずに従う世帯主。もはやそれは単なるドМでしかないですぞ。
平時の通り振舞えばいいじゃなーい?
例えば100万円を超える車とか家とか、もしくは大型家電だったら「+2%の有無」は大きな金額影響になってきます。いえ、それでも、型落ち品なり2nd handを買えば済む話ではないでしょうか。
どうしても、今直ぐにそれを買わなければならない理由が本当にあるのか。それを十二分に考えた上で、増税に過敏に反応することなく冷静に対処すべきだと「日々の狂騒」を見ながら感じた次第です。
私は、特に買いたいモノもありませんし、何処にも買いに走っていません。せいぜい、キャッシュレス対応を意識してレジに向かうようになった程度。
どうせこれから先、10%の税率は決定事項として受け入れていかねばならないのですから、つべこべ考えずにいつも通り節約に勤しむこと、そして根本的な対応としてインカム=本業・不労所得を増やすことに注力していきたいと思っています。
当ブログは、特定の銘柄の買いを推奨しておりません。
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