【24/7】高配当株とかマイレージとか車とか【独り言】

高配当&優待株で不労所得を得ながら、各航空会社のステータスを狙い、大切な愛車と過ごす日々を綴っています

「代替肉」が未来の食卓にあがるのか?小売大手クローガー(KR)もPBで販売開始

しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。

私は、昔の米国駐在時にお世話になった「地元応援枠」として、もっかスーパーマーケット大手クローガー(KR)の株を保有しています。

www.haitou-mile-car.com


先週、そのKRから配当金を頂きました。一株あたり$0.16で100株分、税引後で$11.51の入金です。現地時間9/9 16:00時点の終値$25.19に基づくと、年間ベースでの利回りは2.54%になります。

f:id:syokora11:20190909111836p:plain


同社は、先週木曜日に自社開発した植物由来の「代替肉」製品を販売すると発表しました。スーパーマーケットまでが未来のお肉を売り出したよ、というお話。

f:id:syokora11:20190910032710p:plain

 

そもそも "代替肉" とは何なのか

今年5月、NASDAQに上場して一躍話題になった会社がありました。その名も
ビヨンド・ミート(BYND)
2009年にロスで創業、見た目も味も本物そっくりの代替肉を作ることに成功した「代替肉」のパイオニア的存在の新興メーカーです。

最近、とみにこの代替肉という言葉を耳にするようになったのではないでしょうか。そのイメージ通り、牧場ではなく工場で人口的に作られる肉のことです。先ずラフに、代替肉とは何たるかを整理してみました。

代替肉は、どうやって作る?

代替肉の材料・作り方は様々ですが、主流は<植物ベース>で作られるものです。

ビヨンド・ミートが使ったベース材料は "大豆"。そのたんぱく質をベースに、脂身をココナッツオイル等で再現した「人工肉」を開発しました。他にも、牛や豚、鶏などの家畜から細胞の一部を取り出して、バイオテクノロジーによって肉の味や食感を人工的に再現した「培養肉」というものもあります。

単純に大豆だけですと肉の風味を作るのは困難ですが、血液中に含まれるたんぱく質に似た「レグヘモグロビン」という成分を人工的に作ることに成功した結果、肉そっくりの味を引き出せるようになったそうです。

f:id:syokora11:20190909203306j:plain

 

なぜ今、代替肉が求められているのか?

代替肉開発の背景としては、大きく「地球環境」「健康志向」の2つのキーワードが出てきます。

  • 地球環境にやさしい①
    牛肉を作るためには、当然ながら牛を飼育しなければいけません。飼育のためには広大な牧場が必要です。そのために森林を伐採して広げなければなりません。更に牛の為に餌・水が必要です。1kgの牛肉を作るために、7~11kgの穀物が必要です。水も牛1頭で年間4万リットル飲まれます
    これらのプロセスが、工場で作られる代替肉では全て不要になります。
  • 地球環境にやさしい②
    牛も人間と同じようにげっぷ・おならをします。しかしその臭さは半端じゃありません。牛が排出するメタンガスは、二酸化炭素CO2の28倍もの温室効果があるそうです。そしてなんと、現在地球に排出されている温室効果ガス全体の15%は、家畜産業が原因なのだそう。
    米Science誌が発行した2018年の研究では、植物ベースの食材料は、畜産業の温室効果ガスなどの環境排出を70%以上削減できると説明しています。
  • 健康志向の拡がり
    牛を最後まで健康に育てるため、抗生物質や混合飼料を利用している場合があります。これが人々の健康に悪影響を及ぼすという懸念は根強いです。またカロリーが高い肉ではなく大豆ベースの代替肉は、ダイエットを志向する人達には広く受け入れられることでしょう。

他にも「人間が食べるために動物をムダに殺さなくても済む」といった倫理的側面も語られているようです。

f:id:syokora11:20190910031405p:plain

代替肉の市場規模は?

日本能率協会総合研究所が提供するMDB Digital Searchによると、世界の人工肉市場規模は2023年度で1,500億円まで拡大するとしています。
 

f:id:syokora11:20190909202824p:plain

※MDB Digital Search「人工肉世界市場規模・予測」より

しかしこれは非常にコンサバな数字で、中には同じ期間で6,000億円になるとか、この先10年で1兆円に膨れ上がるという専門家もいて、まだバラつきがあります。

現在、世界の食肉市場は年間約80兆円あるそうです。このうち1%でも代替肉に置き換わるとそれだけで8,000億円ですから、そのポテンシャルたるや相当なものでしょう。全ては味とコスト、そして偏見がどれくらい変わるか次第という話ですね。

あと10年もしたら、代替肉で出来た吉野家の牛丼なんかが出来るのかもしれませんよ。普通肉牛丼だと280円だけど代替肉牛丼だったら250円、とか・・・結構悩ましい選択だと思うのは私だけ?

🐸料理も、マジ全部代替肉にして欲しいッス・・・

 

f:id:syokora11:20190909115958j:plain

KRの代替肉ラインナップは救世主となるか?

話を、元のクローガー(KR)に戻しましょう。

小売業であるKRは、同時に安価な自社プライベートブランドPBをたくさん持っています。そして先週、そのPBブランドの一つ「Simple Truth」シリーズとして、代替肉を100%使用した製品を販売することを発表しました。ハンバーガー用パティ・ひき肉・ハム・ソーセージ・パスタソース・サワークリームなど、2020年にかけて毎月新商品をリリースし、ラインナップを拡充していくそうです。

 

f:id:syokora11:20190909115309p:plain


もともとKRは、自社によるPB品が強いスーパーマーケットです。企画~開発~生産~販売を一気通貫で手掛けることによって安価で品質が良いラインナップを持ち、その種類は合計11,000点以上、売上の1/4を占めるにまでなっています。

米国でも人々の食への健康志向は高まっています。WSJの調査によると、米国民の1/3が植物ベースの食品を加え、肉や乳製品を減らしているそうです。そしてPBの中でもオーガニック製品ラインである「Simple Truth」は2013年の発売開始以降、右肩上がりで伸びており、2018年売上は年間23億ドルで前年比10%以上も増加しています。そしてここに代替肉という潮流が加わることで、更なる売上起爆剤にならないだろうかと私は期待しています。

株価も7月末の$20.7を底に、8月以降は少し戻してきました。私の買値は$24.9なのでようやくプラマイゼロに戻ってきたところ。

そして今週12日には、2020年2Q決算発表が控えています。果たして反転の流れに乗れるのかどうか?地元応援枠として、引き続き動向を見守りたいと思います。

f:id:syokora11:20190909213220p:plain



当ブログでは、特定の銘柄を推奨してはおりません。

くれぐれも、投資は自己責任でお願いします!