しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。
金融庁による例の「老後2,000万円」報告書が世間を賑わせて以来、資産運用に興味を持つ人が増えているようです。日常の何気ない会話の中でも、しばしばその話題が出てくるようになってきました。
先日知人と飲んだ時に、こんな話になったんです。
しょこら@ァ、お前投資してんの?
ん?してるけど・・・
株なんていう、儲かるか分からないもんはちょっとなぁ
いやいや、時間をかけたらかなりエエとこいけるんやで?
米国株なんて、ここ100年ずっと右肩上がりで、平均で年10%のリターンが得られとるんや(S&P500のグラフを見せる)
でもそれは過去の話やん。明日暴落するかもしれんやろ
いや、だからそれも込みの数字なんやって!長い期間をかけた上での平均なんだから
うーん。でも長期で儲かる保証なんてあんの?
いや、まぁそうとは言えないけどぉ
はい。まさに私のプレゼン能力の低さが露呈した一件でございましたorz
投資しない人の思考を「ルーレット」で例える
上記の会話中で太字で示した単語は、投資にネガティブなイメージを持っている人の、まさに常套句と言えるのではないでしょうか。投資に「保証なんてあるの?」と聞かれて「ある訳ないやろ!」と、逆ギレしたい気持ちを必死に抑えてました。
私は、こういった人たちの思考回路って、カジノの「ルーレット」みたいなものだと思うんですよね。さて、一体どういうことか?
例えば、過去5回、黒が続いているとしましょう。
6回目、貴方は黒か赤か、どちらに掛けますか?
普通の人(賭け慣れていない人)は、これだけたくさん黒が続いたら、そろそろ赤が来るかなぁと思うので、黒には掛けられません。
でも投資脳の人は、別に赤が多少来ようが気にしせず、黒にビッドし続けます。なぜならトータルで黒が多いというトレンドを知っているからです。
普通の人と投資脳の人の違いは、まさにこの "ビジョン" の違いにあります。ここで、黒が「株価が騰がる」赤が「株価が下がる」と置き換えてみてください。
お分かりでしょうか?普通の人は、損得の基準が目の前過ぎるのです。だから、過去の実績がどれだけ黒(株価上昇)のトレンドで来ていても「次こそ赤(株価下落)が来るかもしれない」と思って、腰が引けてしまう。
投資脳の人は、前述の通り黒が多いというトレンドを知っているので、赤が来ようが来まいが全く動じることがありません。それどころか、時間を掛ければ掛けるほど、黒有利になると理解しています。ここが、普通のギャンブルが時間を経ると1/2の確率に集束されていくのと、大きな違いなんですね。
そんな、目の前しか見ていない人達に対して、私はS&P500の過去の上昇カーブを見せるやり方はあまり効果が無いと考えています。
じゃ、どう説得すればよいのか?
すみません、私には分かりません←
配当投資の説得イメージを考えた
それでは次に、配当投資の有用性を説明する場合です。
私は以下のように考えています。
以下は、複数の株から得られる配当利回りをイメージとして図示したものです。当然銘柄によって率の凸凹はありますが、PF全体で平均して何%の利回りを目指すかを予めセットします。私しょこら@の場合は、目標を税引後3.5%に置いています。
出来るだけ減配・無配転落の懸念が低そうな銘柄を選びますが、もちろん将来のことは誰にも分かりません。減配もあれば、逆に増配もあります。トータルで元々の目標を達成出来さえすれば良し、とします。
従って、1社や2社悪さをしても大丈夫です。ある程度数があればリスクも分散出来ますね。全ての会社が一斉に減配するなんて日があるとしたら、それは日本という国家が崩壊する時でしょう。
こうして「トータルで期待通りの配当金が得られるから大丈夫」という訳です。普通の人には、配当金の再投資なんて難しい話は次の段階にすべき。何より大事なのは、先のルーレットの話でもあった通り、目の前の損得リスクを取り除いてあげることなのですから。
「いやいや、相場が暴落して総評価額が下がってしまったら、幾ら配当をもらっても相殺されて焼け石に水でしょうに」と反論された貴方。
そこで、このキラーワードの登場ですよ。
含み損なんて、売買確定しなければただの数字だしキリッ
はい!この一言で、今までの丁寧な説明が全て台無しになってしまいましたねw
この暴論が吉と出るか凶と出るか?
全ては、このブログにあります。それを実証するために、私の投資状況の一挙手一投足をリアルにこちらのブログで示しているのですから。
『嫁さんが、投資に理解を示さない』
そんなお悩みをお持ちの方は、私のブログの行く末を一緒にご覧になられることをお勧めします。「へぇ、こんなアホっぽい🐸でも配当金こんなに貰えるのね」と、その日の団欒ネタにでもなれば、まさにブロガー冥利に尽きるというものです。