しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。
ニュース等でご存知の方も多いでしょうが、もっか南米のアマゾン熱帯森林地帯で発生している火災が広範囲に広がっていて、大変な話になっています。
出火原因ははっきりしていませんが、森林火災は多くの場合
- 森林伐採による、大量の乾燥樹木放置
森林伐採により発生した木や枝葉を処分するため、太陽の下で何ヵ月間も乾燥させた後、火をつけて燃やすやり方が取られます。そういう乾燥した樹木、言い換えると「可燃物」が、大量に放置されます。 - 農地利用のための焼き払い
伐採された土地は、大豆の畑や牛の放牧地とするため、残った草木を焼き払うのが一般的だそうです。重機を使うよりも簡単でコストが安いため。
この伐採→焼き払いの過程で火災が発生し、燃え広がったものと言われています。
この森林火災、世界各国で毎年のように発生しているのですが、日本のそれと比べると桁違いな大きさになることもままあります。
今回のアマゾンの森林火災もさることながら、今月頭にロシアのシベリア地方で発生した森林火災の場合、延焼面積310万ヘクタールと、まるまる1カ国分の森林が燃えて無くなっているのです。信じられますか?
マジでやばすぎるでしょ・・・
森林は、空気中の二酸化炭素を吸収し、酸素を排出するという大事な役割を果たしています。多くの食用種や、医薬品の原料まで取れます(ガン細胞に作用する植物の70%は熱帯雨林で発見されているらしい。。)また、存続が危ぶまれていたり、未確認の貴重な生物もたくさん生息しています。まさに、私たち人類にとって欠くことの出来ない場所であることは間違いありません。
そんな森林が、いわば「人的災害」により危機に瀕しているにも拘わらず、ブラジルの政治家はこともあろうか、意味不明の論争を繰り広げています。それが今回の同国の森林火災問題を、より世界規模で知らしめているのは、ある意味皮肉な話かもしれませんが。
同国のトップ、ボウソナロ大統領は
森林火災を起こしているのはNGOの環境団体で、アマゾン基金の資金を差し止めている政府への抗議キャンペーンである
と、あたかも自分に歯向かうNGOが放火したかのような妄言を主張したり(もちろん根拠無し)パリで行われるG7(主要7カ国首脳会議)の中で仏マクロン大統領が各国に対処を呼び掛けたことに対して、
当事者諸国の参加なしにG7がアマゾンの問題を議論するというフランス大統領の提案は、21世紀にはそぐわない植民地主義者の思考を想起させる
他国からの内政干渉だと逆ギレしました。
最終的には、世界規模で広がっている抗議運動、および欧州各国からの経済的圧力に屈して、遅まきながら軍への消火活動を指示したようですが、なんとも見苦しい話ではありませんか!どうして自国の危機案件に対して素直に動けないのか?
日本のお隣にも、国家を挙げた詐欺集団がいますが、世界を見渡すと、本当にいろんな政治家がいるものです。
さて、こんな政治家の醜態はさておいて、この報道を見ながら、大切な森林が失われることへの懸念を強く感じました。何か出来ることが無いかと思い、このたび森林を守る活動へ、募金という形で微力ながら協力させて頂きました。「Rainforest Action Network」という団体です。こちらは日本ユ〇〇フのように募金をピンハネするような怪しい団体ではありませんのでw 興味ある方は是非ご覧下さい。
※日本支部のリンクもあります。こちら
地球上の森林を守ることは、最終的には私たちの生活を支える自然環境を守ることに他なりません・・・私自身はフィジカルなサポートが何も出来ませんが、少しでも役に立てばいいなと思っている次第です。
アマゾンには、ワイの仲間🐸もたくさん生きてるしな!