しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日も当ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
この8月は、株価の浮き沈みが激しくてなかなか難しい相場ですが、暫く右肩上がりだったこれまでに比べると幾つか食指が伸びる水準に落ちてきた銘柄が出たので、特に米国株に集中して、買い増しを行っています。
買付日 | 銘柄 | 株数 | 約定単価 |
---|---|---|---|
8/8 | SPYD | 15株 | $36.62 |
8/8 | VYM | 10株 | $85.59 |
8/9 | MMM | 5株 | $163.65 |
8/13 | SPYD | 50株 | $36.20 |
8/14 | XOM | 10株 | $68.55 |
ご覧の通り、いずれも5~20万円の少ない金額で、こまごまと買っています。
一方で、今年後半の景気腰折れ・来年以降のリセッション入りが囁かれる中「現金余力の確保を重視したい」「買い付け自体に慎重にならざるを得ない」とお考えの方もいらっしゃるかと思います。そんな方から見ると、私の買いっぷりは
コイツ、どんだけポジポジ病やねんww
と映ることでしょう。
今回は、そんな重度のフルポジション戦略を取っている私しょこら@の頭の中をかち割っていきます。題して、
"えっ?高配当株を買うタイミングって、そんなに難しいのかね?"
いやぁー、また炎上しそうなタイトルっすな、こりゃ
私が考える、高配当株の「買い時」設定
高配当株投資を進める過程で「いつ、狙っている株を購入すべきか」という葛藤・・・実際、なかなか悩ましいものです。
限られた資金の中、底値で極力安く買いたい。けれども、そういう相場観を身につけるのって、ぶっちゃけ難しいですよね。買った瞬間にガクッと下がっていきなり含み損スタートォ!だなんて、完全に投資家あるある。
では、どうすればいいのでしょうか。
私の想定はこうです。
1.買い前提を、目標値から逆算する
そもそも、高配当株を買う目的は(誤解を恐れずに言うと)資産総額を増やすということではないと私は考えています。ゴールは、不労所得(配当)の目標金額到達に他ならない。
例えば手持ち資金が1,000万円あって、目標とする配当収入を「年50万円」とした場合は、利回りが5%となる価格で買い続ければ、達成する訳ですよ。
(話の単純化のために、税金の前提は除いています)
シンプルにいきましょう。
- 年間幾らの配当収入を目指すか?
- 資金は、幾ら確保出来そうか?
この2点さえはっきりしていれば、あとはその条件から、自分が期待する利回りを計算して、その水準以上で買えればよいだけじゃないですか?実に簡単な話です。「底値」で買う必要性が、何処にありましょう。
例えば私の場合、当面は「税引後で年間100万円」の配当収入を目指しています。利回り3.5%だと2,860万円の資金投入が必要です。4%だと2,500万円。本業による将来の資金積み上げを踏まえても、3.5%以上で買っていけば目標到達の算段がつくという想定をしました。
いまどき、利回り3.5%以上の優良銘柄なんてゴロゴロ転がっています。後はそれなりに堅そうな銘柄に絞り込んでいけば、目標達成なんて造作もない話。
2.リスクを抑えるため、分散化は必須!
・・・とは言いながら、やっぱり何が起きるか分からないのもまた事実。分散化によるリスク低減は絶対にやっておくべきだと思います。
- 銘柄の分散:3.5%の利回りを一銘柄に集中して求めるのではなく、数社に買い分ける。減配リスク・増配ポテンシャルのバランスを取る。
- 時間の分散:少しづつ買い付けて、一気の高値掴みを避ける。
3.決して「無駄な買い」は無いと考える
その上で尚、買い付け直後に株価が大きく下げても「ほげぇー、高値で掴んだァ」なんて気にする必要は全くありません。次に買い増しする時にそれを踏まえて、買い方を修正していけばよいのです。
何より、株を買うこと自体、目標(年間配当金額)に向けて確実に1歩進んだことに他なりません。貴方が買ったその株で、数千円・数万円の不労収入が増えたのですよ。前向きに考えても素晴らしい成果じゃないですか!
これがキャピタルゲイン投資だとそうはいきません。例え有望な株を買ったとしても、売り時を間違えたら、プラスどころかマイナスにさえなっちゃいます。
モチベーションを維持する方法としては "可視化" が一番です。自分の買い貯めた株数によってどれだけ不労所得が増えたかを表やグラフで表すのです。
私も、買い付ける度にエクセル上で配当金見込み額を更新しています。グラフが少しづつ伸びるのを見るにつれ「もっと頑張ってお金を貯めて、株を買い増そう!」というやる気がふつふつと湧いてきます。
まとめますと、高配当株を買っていくタイミングを考える上で、大切なのは
① 自分の目指す配当収入総額から買いの条件(利回り・資金額)を決める。その条件より良い水準を保ち続ける。
② リスク低減のために、銘柄・買付時期を分散化させる。
③「配当株の買い付けに無駄は無い」と前向きに捉える。配当金のアウトプットを可視化してモチベーションを維持する。
これらを踏まえていけば、
ポジポジ病なんて、全く怖くない
と思えるようになりますよ、きっと!
などという、悟りの境地に至った🐸がお届けしました