しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日も、当ブログをご覧頂きありがとうございます。
皆さん、今日も貯蓄生活に精を出してますか?
株価が高騰し気味の中では、積極的に買いにもいけず、ただひたすら投資余力を貯めていくしかない、とお思いの方も多いのではないでしょうか。
いかに貯金を加速させるか
これは私たち投資家だけでなく、今の時代に生きる人全員にとって、切っても切り離せない重要な命題であることは確かです。
そんなニーズからか、キーボードを叩けば出てくる出てくる、有象無象のノウハウもどき記事。先日こんなものを見かけました。
言い方は悪いですが、主婦の皆様って、こんな低レベルの記事で満足するのかな、って率直にドン引きします。ここに書かれてる「お札を折りたたんで財布の見えない場所に入れる」なんて、小学生の時によくやってたレベルの話じゃありませんか?で、結局直ぐに取り出しちゃうってやつwww
あっ・・・冒頭から漏れ出してますが、この記事は毒吐きまくりの毒ガエルモードでお届けします。お気を悪くなされたくない方は、ここでソッ閉じ下さい。
「いつの間にか貯まる!」では貯まらない
最初にズバリ言います。
いつの間にか貯まるということは
絶対にありません!!
例えば上のネット記事にあるような「買い物のお釣りを袋に入れていく」というやり方。そんなヌルい筆者に "お金にまつわる名言集" から、こんな言葉を贈りましょう。
毎月少しずつお金を貯めていきなさい。そうすれば年末にはびっくりすることでしょう。あまりの少なさに(アーネスト・ハスキンズ)
要は、小銭を幾ら貯めていっても大した金額にはならないって話ですわ。
ええ、私もやりましたよ。
アメリカに駐在していた時に25セント貯金を。ご存知、日常で使われるうちで最も大きな単価のコインです。合計3年間続けました。
3年間で、幾ら貯まったと思います?
$250です。$1=109円換算で、2.7万円。
たかが3万円、されど3万円とお思いかもしれませんが、3年間という時間の長さを考えると、効率はとても悪い。
こういうのは、言わば「併せ技」の一つであって、貯蓄の本流にはなり得ません。どうせやるなら500円玉とか1,000円札とか、大物を毎日入れないと。そして、大物を入れるという行為は、いつの間にかでは出来ません。明確に意識しないと、財布から出てこないんですって。
貯金なんてものはですね、何が何でもお金を貯めるぞ!という強い意志がないと到底無理なのです。これは断言します。
強い意志=変えるココロ
何が何でも、という強い気持ち。
それは言葉を換えると、どんな手段を取ってでもということです。今ある楽しみ・便利さを捨てでも、とも言えるでしょう。大袈裟にいうと「改革」ですが、身の回りにある全てにメスを入れて、それらを変えるココロ持ちでいけるかどうか。
そう、かえる(蛙)んや!
- 疲れたから、ご飯を外で済ます
- 携帯電話はいつもの3大キャリアで
- 保険は、もしもに備えて厚めに
- 困った時はコンビニに駆け込もう
- いろんなサブスクリプションに入りまくり
- 住むならやっぱり山の手沿線
もしくは、駅近なのに車所有
例えばこんな既得権益(?)を、全て手放す気持ちはありますでしょうか?例えばひとつでも自分で「うーん、これは捨てたくないなぁ」という迷いがあるうちは、厳しいようですがダメです、ヌルいです。毒ガエルの皮膚くらいヌルヌル。
妥協するとしたら「家族への配慮」のみ
・・・とはいえ節約も、家族や友人との人間関係を壊してまですべきではない、と私は思います。従って上記に挙げたような便利さを捨てるか捨てないかは、家族(身内)が大変な不利益を被らないかの観点で判断してみることをお勧めします。
例えば携帯。携帯メールが使えないと、娘が友達から仲間外れになりますか?
例えばコンビニ。深夜に駆け込んでそれを買わないと奥さんが困りますか?翌日以降にディスカウントストア(若しくはネット)でまとめ買い出来ませんか?
家族を第一に考える。自分は全て我慢する。そうでなくても、お金なんて思わぬところからどんどん出て行ってしまうものですから。単身であれば、自身の健康を害さない範囲であれば何だって出来ると思います。
お金だけを愛する人が勝つ
最後に "お金にまつわる名言集" から、もう一つこの言葉を紹介しましょう。
君に金がない理由を教えてやろうか。それは君が金だけをひたすら愛さないからさ。金というものはね、何もかも愛するような浮気者には身をまかせないものさ(フィンリー・ピーター・ダン)
貴方は、お金だけを愛していますか?
お金以外に、美味しいご飯も、綺麗な女性も、カッコいい車も、楽しい趣味も、同時に愛していませんか?そんな浮気者には、お金なんて来ないよ、ということ。
私は世間でお金がない、貯まらないと嘆いている人の多くは、ここで言われる「単なる浮気者」だと見做しています。お金が貯まらない原因は、ただ一つ。
自分の中の甘え
真の節約者は、そもそも嘆きや愚痴なんてこぼしません。現状に甘んじず、いつもどこか他に切り詰めるところが無いかを虎視眈々と探しているものです。