しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日も当ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
私が米国に出張行っている間の市況の好転によって、Myポートフォリオの含み損が大幅に減少し、先週金曜時点でついに一桁万円まで来ました。
一時は三桁万円までいってたのに!
含み損=二桁万円が当たり前だった私にとって、この状況は逆にむずがゆい感じがします。言い換えると、過熱感がいささか心配になってきました。改めて全銘柄の利回りを再チェックして、あまりに下がっているものについては一旦現金化して買い直しに備えようかなと思い始めている今日この頃。何とも皮肉な話です。
さて、そんな含み損減少の立役者が、先日も触れた「J-REIT」チームの面々なのですが、そのうちの一つ(3476)投資法人みらいから分配金を頂きました。今年4月期(第6期)権利確定分となります。
【対象口数】 3口 ※分割前ベース
【一口あたり分配金】5,745円
【今回頂いた分配金】13,735円 ※税引後
【現在の投資口価格】55,100円 ※2019/7/5終値
今期分配金は1口あたり5,745円、1:4に分割される前だったので現在の一口あたりベースだと1,436円になります。2019年10月期(第7期)は1,560円予定のため、年間分配金は2,996円。投資口価格に対する利回りは税引前ベース5.44%という高さです。
ここ1年ほど、投資口価格は45,000~50,000円の間で推移していましたが、6月末から値を上げてきました。6/21に2019年9月期/2020年4月期の決算予想を発表し、いずれの期も営業利益・分配金ともに前期比10%前後の増加と、かなり良い内容だったことが好感されている様子です。
その後7/4に、もっかスターアジアグループからの敵対的M&Aの対象として揺れている(3473)さくら総合リート投資法人とこちらの投資法人みらいが、合併に向けた協議を進めているという報道がありました。私自身、REITへの投資を始めたのが昨年からでしたので、このような動きに立ち会うというのは勿論初めての経験で、非常に興味深いものがあります。
投資家にとって、果たしてREIT同士の合併のメリットとは一体何なのでしょうね?個人的に、主に以下のものが挙げられるのかなと考えました。
- 資産規模の増大や、ポートフォリオが分散することによって、長期保有における安定度が増すこと
- 経営効率があがって利益が増え、一口あたり分配金が増すこと
1.に関し、両社保有物件を簡単に比較してみました。
両銘柄ともオフィス物件を主とした構成であること、またそれらが利益率の高い都内を中心に位置していること等、比較的特徴が似たポートフォリオのようです。強いて言えば、みらいはホテルを持ち、さくらは商業施設が強い、という点が違いでしょうか。
従って、それぞれの強みを補完しあう、というよりは、素性の近い者同士がくっついてスケールメリットを出す、という感覚の合併だと見受けました。
2.については、素人の私では正直まだ分かりません。どちらの運用方法が継承され、どうシナジーを出していくのかが明確となるまでは、状況を見守るしかない気がしています。
投資口価格の動きを見る限りでは、この情報はポジティブに捉えられているようです。発表後7/5のみらいの価格は、前日比+1.85%と上昇しました。現在私の手元では含み益が20%近く出ていて、今後どうなるかはちょっとドキドキですが、利回りも高いですし、合併による将来的なプラス効果も期待出来ますので、冒頭に挙げた現金化の対象にはせず、引き続きホールドしていく方針です。
当ブログでは、特定の銘柄を推奨してはおりません。
くれぐれも、投資は自己責任でお願いします!