しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。
剛健質実な名古屋人が誇りにしている「名古屋銘柄」をゴリ押しする企画。
ワイは名古屋人じゃないけどね←
あっ!すみません・・・冒頭でいきなり企画の腰を折ってしまいました・・・
前回は、無料モーニング・シロノワール・味噌カツサンドなどなど、美味しさ一杯な喫茶空間を全国展開する(3543)コメダHDを紹介しました。
今回は第2弾として、カレーといえばココしかない!みんな大好きココイチ!こと(7630)壱番屋を、非・尾張人がチェックしていきたいと思います(`・ω・´)
"ココイチ一強" のカレー専門チェーン店
「今日の晩御飯はカレーライス」と聞くと、胸が躍る人も多いでしょう。もはや国民食と言ってもいいくらいの食べ物ですが、その割には全国チェーン店間の争いは、ほぼ一強状態です。首位ココイチが1,477店舗(内、海外が172店舗)で、2位ゴーゴーカレーの70店舗を全く寄せ付けません。
そんなココイチの第1号店は、1978年に、名古屋市の北隣の街である西枇杷島にオープンしました。そこから僅か40年で1,500店弱まで急成長を遂げた訳です。2013年には「世界で最も大きいカレーレストランのチェーン店」としてギネス世界記録に登録された程ですから、その大きさたるやグローバル級と言えるでしょう。
ココイチといえば、先ずあのシャビシャビ(失礼)なカレーソースが思い浮かびます。好き嫌いが分かれるところですが、私は大好きです。カレーは飲み物だと言われる所以がここにあります。
更にココイチの魅力は、トッピングや辛さ、ご飯の量など、カスタマイズのバリエーションの無限さも挙げられます。なんせ組み合わせは全部で300億通りあると言われていますからね!
ちなみに私の定番の組み合わせは「ご飯400g」「1辛」「オムエッグ」「チーズ」です。っていうか大学時代から毎回これしか頼んでませんw
カツがあるとうまく飲めないやん?
貴方の好きな組み合わせは何ですか?
悪くはないけど、ちょっと伸び悩み気味?
同社の、投資先としての指標を軽く眺めてみましょう。
売上はなだらかな右肩上がり。2017年の凹みは、本決算月が5月から2月に変わって3ヵ月カウントが少なかったことによるものです。営業利益は平均して10%弱という高さ。ココイチのカレーって高いもんねぇ・・・。
EPSは途中凸凹がありますが、おしなべて漸増です。ただ配当性向が暴れていて、2017・19年は100%近い率。ここ数年は少々無理している様子があります。
営業キャッシュフローマージンです。10%弱で推移しています。
2019年の数字が悪くなっています。先の2019年2月期決算書によると、お米の調達コストアップ・アルバイト人件費増・工場の改修に伴う修繕費発生などに伴う原価増が効いたようです。▲5.7%の減益と相成りました。
「儲かるカレー」で成長してきたココイチですが、ここにきてちょっと踊り場を迎えているという様子が伺えます。数字は悪くないんですけどね。
松屋・松乃屋のカレー、安くて美味しいしなぁ・・・
減配したことが無い、優良銘柄!
同社の年間配当は、80円/株(2020年2月期予想)です。6/10の終値4,570円に対する配当利回りは税引前ベース1.75%です。これではやや食指が伸び辛い・・・。
ところで、同社は1997年に配当金を払い始めてから一度も減配をしていません。決算月を変えた2017年2月期に9か月換算で減ったように見えますが、それ以外では最低でも前年配当を維持しています(増配は9年連続中)この点は高評価です。
※同社2019年2月期 決算説明会資料より
また、同社には株主優待制度があります。権利獲得月は、2・8月末の年2回。
- 100株 食事券1,000円(計2,000円分)
- 200株 食事券2,000円(計4,000円分)
- 1,000株 食事券6,000円(計12,000円分)
- 2,000株 食事券12,000円(計24,000円分)
100・200株保有時の利回り効率が一番高く、配当と合わせたトータル利回りは税引前で2.19%です。うーん、やっぱりまだまだ物足りなーい。
お高すぎて手が出ませぇーん!
株価ですが、はっきり言って5辛級の高さです。私にゃ食べれませーん(´;ω;`)
【株価】4,570円 ※2019/6/10終値
【PER】47.99倍
【PBR】4.82倍
1年チャートだとヨコヨコに見えますが、10年で見ると右肩上がり。実は私、2014年に3,700円でここを500株持ってました。手放さなきゃよかった。
ココイチマニアのための銘柄です
以上、簡単にこちらの概要を見てきましたが、 何より株価が高い。配当もそれほどではないですし、株価もここから更に騰がるかというと微妙。インカム・キャピタルどちらを狙うにしても、他の銘柄を探した方が良い気がします。
という訳で、本記事において同社の株はココイチが好きで好きでたまらないというマニアのための銘柄であると結論づけたいと思います。
ゴリ押しどころか逆にdisっとるやないか!
当ブログは、特定の銘柄の買いを推奨しておりません。
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