しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日も、当ブログをご覧頂きありがとうございます。
20年前に世間を騒がした「西暦2000年問題」
このたび、言葉を変えて復活しましたッ!!
その名も「老後2000万円問題」
・・・(´・ω・`)・・・
"あの" 麻生さんですら日和らせたこの件。各方面からのプレッシャーが相当あったのでしょう。しかし、そんなことに忖度する必要があったのか、甚だ疑問。早速「ツッコミ所を探すことしか脳がない」野党が食いついてきましたよぉー。
ここ最近、安倍首相とトランプ大統領の蜜月ぶりを、歯ぎしりしながらTVで見ていた彼らが「よっしゃー、かかった!」と机を叩いて喜んだ様が目に浮かびます。
い ま が ち ゃ ん す
こんな野党しかいないから今の日本の政治が良くならないんだって思うと悲しくなります。二大政党制が成り立っている米国が羨ましいヨ。
木を見て森を見ず。日本の未来より目先の小事しか興味が無い輩の集まり。それが日本の野党(呆
「5万円不足」ではなく「20万円に抑える」
今回の金融庁からのレポート原文をご覧になりましたでしょうか?言っているのは、要するにこんなことです。
- 高齢無職世帯の平均的な支出額は、年金受給額だけで補えない。月あたり約5万円不足する。
- 仮に95歳まで生きた場合、5万円 x 12ヵ月 x 30年(65~95歳)=2,000万円分、資産からの取り崩しが必要になる
老後の生活においては年金などの収入で足らざる部分は、当然保有する金融資産から取り崩していくこととなる。(中略)(2)で述べた収入と支出の差である不足額約5万円が毎月発生する場合には、20年で約1,300万円、30年で約2,000万円の取崩しが必要になる
※金融審議会「高齢社会における資産形成・管理」16頁より
そして、この「足らざる部分」のベースとなる支出モデルが以下の数字です。今年2月に総務省が発表した「2017年家計調査(家計収支編)」が元ネタ。
税金・社会保険料などを除いた数字=月24万円の出費で5万円不足するのなら、逆算すると出費を20万円以下に抑えれば、全く問題にならないって話です。「もう金出さねーから、〇ねや」と言っている訳じゃありません。
ワイ、何か間違ったこと言ってる?
月20万円以内の支出に抑えるためのポイント
そこで、老後に月20万円以下の出費に抑える上で大事だと私が考えるポイントを、3つ挙げたいと思います。
- 教育費用・住宅ローンは、老後に持ち越さない
- 自身の健康管理を最重視する
- お金の掛からない趣味を複数もっておく
以下、具体的に見てみますね。
教育費用・住宅ローンは、老後に持ち越さない
このモデルにある「住居費」は1.4万円です。要は<住宅ローン完済>が前提になっています。更に固定資産税やリフォーム費用もありますから、極力ローンは持ち越さない方がよいのではと思います。
賃貸だともっと掛かりますね。某リタイヤーのように杵築市に住みましょうw
自身の健康管理を最重視する
老後の医療費用は本当に読めません。上の1.5万円で済むか、もっと掛かるかは若い頃からの健康管理次第。不摂生していたら当然この金額では収まらないはず!
お金の掛からない趣味を複数もっておく
金融庁の数字では2.5万円が計上されていますが、お金を掛けずに日々楽しめる趣味があれば、ここはもっと抑制が可能です。
自分なりの老後の収支プランを考えよう!
こうやって見ると、金融庁の示す数字が、いかに個々人の想定と比べてかけ離れているかがよく分かるのではないでしょうか。世の中に溢れる数字を額面通り捉えず、自分自身でしっかりシュミレーションしましょう。
ちなみに以下表は、私なりの節約版モデルケースです。「現在実績」でマルが付いている箇所は、現状ほぼ達成出来ていることを示しています。
保険医療費用は、やや多めに取っています。教養・娯楽費用も月イチの贅沢を考慮してこの程度ですが、カフェ通いしてたらもう少し増えるかも?
現状は子供の教育費用や積立貯蓄が重しになってますが、今の生活レベルを維持しながらでも、20万円以内のやりくりは十分出来そうだと感じます。
子供がヒキニートになろうもんなら、家から追い出すヨ
要は「2000万円問題」なんて、単なる虚構
この記事で、一番声を大にして言いたいのは
マスゴミの報道を鵜呑みにして、2000万円、2000万円と、カラスのようにリピートするのは止めませんか?
ってこと。
貴方のお金の使い方次第で、その数字は500万円にも、5000万円にもなります。2000万円だなんて、金融庁・マスゴミが作り出した、一つの例にしか過ぎません。
出るお金をミニマムにして、資産取り崩しのペースを抑える、ないし取り崩さないようにするための努力をする。それが今の私達に出来る最善手です。それの努力を怠る人は、冷たいようですが、貧困スパイラルに陥る未来しかないと思うのです。