しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日も、当ブログをご覧頂きありがとうございます。
金融庁が「高齢社会における資産形成・管理」という題で、金融審議会ワーキンググループに提示した資料案がネット記事に取り上げられ、話題になっています。
※6/9 元記事が削除された為、同新聞社の別記事に差し替えました。
この元資料は金融庁サイトにアップされていますので、是非一度目を通してみて下さい。いわゆるお役所書類wな表現ではなく、比較的平易な文章で書かれているので、誰でも簡単に読めます。
https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/market_wg/siryou/20190522/01.pdf
国からも「自助努力」を促され始めた
皆さんは原文をご覧になって、どう感じましたか?
私はこの内容に、何の違和感もありませんでした。
要するに、こういうことを言ってます。
- 全体的に長寿化が進んでいる。老後は公的年金を含めても▲5万円/月の赤字+臨時費用が想定される
- 早い時期から老後のライフ・マネープランを検討し、具体的なシミュレーションを行おう。長寿化に合わせて、資産寿命を延ばすことが肝要
- 価値観が多様化して、昔のような画一的なライフプランは当てはまらない。自分自身の計画を "見える化" すべし
- 年を取ると認知・判断力が低下する。それを踏まえバックアップを取るべし
いかがですか?
貯蓄・投資関係のブログ界隈を日々ご覧になられている方からすれば「いつもの内容のおさらい」くらいにしか見えないのではないでしょうか。
私にとって強いて言えば、自分が認知症になった後の資産の取り回し(自分の子供への引継ぎ)については未だ不十分なので、しっかり備えないといけないなという懸念点を再認識した程度。
その「いつもの内容」を国から言われ始めたというのが、今回の興味深い点です。
矛先を、国に向けるマスゴミ
その上で、くだんのネット記事を眺めてみます。
まず、下図に挙げられている諸々の数字は、原文資料には一切ありません。
※「人生100年時代の蓄えは? 年代別心構え、国が指針案」記事より
挙がっている数字を一つ一つよく見て下さい。結婚360万円とか葬儀200万円とか「誰が今時こんな大金払ってるの?」というバブリーな印象を受けませんか?高額な給料を貰っている新聞記者が書いたが故なのでしょうけど、読む人に「人生こんなにお金が掛かるのか」という不安を煽らせるには十分な仕上がりです。
そして不安になった読者に、この一文を叩き込みます。
政府が年金など公助の限界を認め、国民の自助を呼びかける内容になっている。
そんな記載・トーン、原文の何処にもないんだけど・・・
朝日新聞は読者に対し、将来への不安を煽った上で、政府が白旗を上げて降参させた(過失がある)かのように暗に誘導している記事です。
さすが天下の左巻きメディア!
これだからマスゴミってやつはうんこだわ②
氷河期世代の一人として思うこと
そんな便所的なクサーイ話はさておき。
アラフォーの管理人は、いわゆる氷河期世代の人間です。過去も辛かったですが、今も、いつ首を切られるか分からず、国からの年金受給もどれほど後ろ倒しになるか分からず・・・最も不安定な時代を生きています。
でも、長くそういう時間を過ごしてきたからか、逆に誰にも期待せず、自分の力でやっていくことが当たり前だと思う人になりました。ハナから誰にも期待しないので、首を切られようが、年金が延びようが、驚きも怒りも悲しみも抱きません。
だいたい、何かに頼れば頼る程、裏切られると余計にショックが大きいものです。
「聞いてない!だまされた!」と、幾らネットの掲示板を通して政治家を非難したところで、自分の生活が良くなることも、無駄に使われるであろう税金が手元に返ってくることもありません。
えっ、選挙で落とせばいいって?
自民党も大概ですが、そもそも日本には、まともな政党が無さ過ぎますw
世の中、裏で甘い蜜を吸っている人達が多いのも事実。でもそれが気に食わないのなら、自分も甘い蜜を少しでも吸えるよう、頭と身体を使えばいいだけ。
うーん・・・例えば会社の金でJGC/SFCを取るとか?←
なんだか、変に冷め過ぎているんですかね、私。
何とかなるわという根拠ない自信があるのかも。
今回、国からご丁寧に自助努力を促された訳ですが、そんなことを言われるまでもなく、この先も自分の力で出来ることを日々淡々とやるのみです。
- 心身の健康維持
- 会社を変わっても通用する専門性・語学力
- 年金が減っても生きていけるだけの資産形成
- 家族や友人との関係(≠ 会社との人間関係)
- 一生涯モノの趣味
この記事をご覧の皆さんも、「頼れるものは己だけ」精神で、周りに流されず、先の見えない未来に向かって地道に進んで行こうではありませんか。
アドセンスにも頼らずにやってくわ!このク〇野郎ォ!!