しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。
特に投資ブログの一つとしてこちらにお越し頂いている皆様は、投資活動におけるアウトプットを<配当の多寡>に置いている方が比較的多いのではと思います。
その目標を、単純に「配当の総額が多ければ多いほどいい」とするより、将来不労所得として生活費の足しにするためにも、出来れば毎月平均的に入金がある状態の方が望ましいとお感じではないでしょうか?
少なくとも私はそう思っていて、各種指標に加え、何月に配当が得られるのかという視点も、銘柄選択におけるキーポイントになっています。
ここで、私が現在保有している国内株(21銘柄)の月別の配当収入見込をグラフ化してみました。見事に3の倍数月しか収入が無い!という状況であります。
これだと、年8ヵ月はバイトしなきゃいけないよ・・・
配当生活=リート+海外株の相乗効果が大事
さて、日本株一本では毎月安定的に食べていけない私のポートフォリオですが、ここにJリート(10銘柄)の配当見込を足し込んだのが、以下グラフ。
1・2・7・8月は、おひとり様1ヵ月分の食費くらいを賄えるまでにはなりました。しかし相変わらず5・11月は無収入の状況です。
このふたつきは、吉野家の優待牛丼しか食えないっス
更に、保有中の海外株(8銘柄)の配当を考慮するとこうなります。3の倍数月はほとんど増えていない一方、5・11月は1万円強ながらようやく収益化を実現。それ以外の月もかなり底上げされました。
これら3つのグラフを眺めてみるとJリートや海外株は、日本株で賄いやすいとされる3の倍数「以外」の月を補完する上で有力であることがお分かりかと思います。もちろん、その限りでない銘柄も多々ありますので、それらをうまく探してポートフォリオに組み込むのも個別株投資の一つの醍醐味と言えますね。
投資先の分散+配当タイミングの分散
以上を踏まえて、私は日本株+Jリート+海外株を並行して投資先にしています。
「配当タイミングを投資基準にするなんて、本末転倒だ!」とお思いでしょうか?でも、不労収入の平準化のためには止むを得ない選択なんですよね。
ついでに言うと、私は長期投資を行う上で日本企業への投資にネガティブではないスタンスです。「投資先は米国株一択!」という極端な考えはありません。
ただし「事業構成が内需に偏っていない」という条件付き。海外市場での売上構成比が半分以上あって、時価総額や営業キャッシュフローが膨大なグローバル企業であれば、長期的な保有に十分耐え得ると考えています。むしろ、為替リスクが無く手数料も掛からない分、生活費の足しにする上ではイージーかもしれません。
例えば、以下のような企業です。
(2914)JT
2018年度売上高2兆2,160億円の内、海外たばこ事業は1兆3,123億円(海外売上比率59%)欧ロを中心に、高いシェア・ブランド力を誇る。
※同社ホームページより https://www.jti.co.jp/
(4188)三菱ケミカルHD
2018年度売上収益のうち海外向けが43%。中期計画では、2020年に向けてこれを50%に引き上げると宣言。
※同社ホームページより https://www.mitsubishichem-hd.co.jp/
(7751)キヤノン
2018年度売上高3兆9520億円の内、海外市場向けは78%。
日本・米州・欧州・ア太で、ざっくり1/4づつ。
※同社ホームページより https://global.canon/ja/
こういった日本のグローバル優良銘柄をコツコツ買い増して3の倍数月の配当をしっかり積み上げていく一方、Jリートや海外株でそれ以外の月を補強していく・・・このような分散化による配当月の平準化が、私の一つの投資方針です。出来れば「全ての月で最低5万円以上の入金」があればいいなと思いつつ、弱い月の補強を視野に入れて銘柄ウオッチしています。
当ブログは、特定の銘柄の買いを推奨しておりません。
くれぐれも投資は自己責任でお願いします!