しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。
今日も、少しの愚痴から入らせて下さい。
広告収入が絶たれてしまった悲しい状況の中、4月は、当ブログ開始8か月目にして、弱小規模ながら過去最多PVになろうとしています(今までの最多は47,000でした)
散々ぐーぐる砲を浴びせておきながら、
「ほれ、ほれっ、お金欲しい?欲しい?!ざんねーーん♡」
と、神の掌でいいように転がされている感じがして、じわっと涙があふれてきます。ちょっと世知辛い話ではないかしら。
ううっ・・・折れそうや・・・でもワイは負けへんで・・・
新たな配当戦力がPFに加わりました
さて、アドセンス停止の件ですっかり記憶の彼方に飛んでしまっていましたが、先週新たな銘柄が我がチームに加わりました。アメリカの通信大手のAT&Tです。$32.10で80株購入、いきなり現在値が下がって見えるのはスルーしてください。
AT&T(T)
現在株価:$32.03 ※2019/4/18終値
年間配当:$2.00 ※2018年実績
配当利回り:6.24%(税引前)
予想PER:12.62倍
配当は年4回。1・4・7・10月が権利確定月、そして各翌月の2・5・8・11月が支払い月となっています。
本社所在地はテキサス州ダラス。余談ですが、ダラスはト〇タが進出して以来、日系スーパーやレストランがどんどん出来て、日本人的に発展著しい都市なのです。JALを使ってアメリカに行く時は、ワンワールド系のハブ空港がここにあるので、縁のある方も多いのではないでしょうか。
世界最大の「借金企業」に投資する
さてこの会社、世界でも類を見ない「借金企業」と言われています。なんせ、2018年12月時点の長期負債が1,662億ドル(18.6兆円)短期負債が1,025億ドル(1.1兆円)合わせて約20兆円。これは一つの国家(例えばスイスとかノルウェーあたり)の予算に匹敵する多さになります。
といっても、競合するベライゾン(VZ)も長期負債1,058億ドル・短期負債719億ドルと、決して負けてません。通信事業を手掛ける上で、巨額な設備投資は避けられないんでしょうね。
それでも、これが投資する上での最大のリスクであることには変わりません・・・いかにこの負債を減らしつつ、昨年実施したタイム・ワーナー社(現社名:ワーナーメディア)買収によるコンテンツ事業との相乗効果を出していくかが、同社生き残りのカギだと思われます。
稼ぐ力は十分にある・・・
同社も、負債削減という経営課題は十分認識していて、今週4/15に、所有する動画ストリーミング会社「Hulu」の持株14億3000万ドル分を手放すことを発表しました。また、コア事業以外の資産の切り崩しを進めており、2019年内に200億ドルを返済するそうです。
営業キャッシュフローマージンは10%台後半と、もともと本業で稼ぐ力は優秀なレベルです。これによるフリーキャッシュフローも、2018年実績が228億ドル・2019年見通しも260億ドルと、しっかり創出出来ています。増配ではなく、財務状況の健全化に振り分けてもらいたいところですね。
リスクの裏返しとして、高配当を取る選択
インフラ事業を手掛けるディフェンシブ銘柄と言われていますが、大きなアキレス腱を抱えている同社。けれどもそれを差し引いても、6%を超える高い利回りと34年連続増配「配当貴族」という実績は、投資対象として十分魅力的です。
大幅な増配は期待出来ません(していません)が、この美しいグラフに示されるような長期に渡って築かれた株主重視の姿勢は、企業活動が続く限り貫かれるはず、と私は期待して今回投資を決めました。
※データ出典:Dividend.com https://www.dividend.com/
もちろんリスク分散として、ポートフォリオの一角にひっそり置く程度にします。そして永久ホールドによって、配当という果実を享受していきたいと思います。
当ブログは、特定の銘柄の買いを推奨しておりません。
くれぐれも投資は自己責任でお願いします!