しょこら@です。
先週の東証は、5日間で0勝5敗の、ひどい週でしたが、
今週に入って、月火曜と連続プラスで、また少し持ち直してきました。
今日の終値は、前日比291.8円高の、22,664円と、大幅続伸でした。
一方で、手持ちの中では、建築・不動産系が、どうもパッとしません。
(1430)ファーストコーポ 1,115円
1,000~1,100円をいったりきたり
(1928)積水ハウス 1,673円
年初来安値1,651円をつけた9/7から、低迷中
(3245)ディア・ライフ 546円
一時好調だったが、前日比▲2.7%と急落
ちょうど、本日の日経新聞の中で、建築・不動産株に、弱気な見方が広がっているという記事を見かけました。
QUICKが10日発表した9月株式月次調査によると、これらの業種における資産運用担当者47名の回答の中で「オーバーウェイト(強気)」から「アンダーウェイト(弱気)」の比率を引いた値がマイナス11%となり、これは2008年9月以来10年ぶりの悪い水準になっているとのこと。先月8月時点ではプラス8%だったものが一気に19ポイントも落ち込んでいて、心理的な冷え込みが顕著に現れているようです。
その背景としてあがっていた背景としては、以下のようなものが挙げられていました。
- 都心部のマンション需給において、飽和感が強まっている
- 人件費など、高騰しているコストを吸収しきれなくなり、業績の押し下げ要因となる恐れがある
- スルガ銀行 不正融資問題の余波
- 中国景気の減速が、不動産相場へのアジアマネーの流入を弱めている
2020年東京オリンピック後、インバウンド需要減退が先行きの不安材料となっていますが、それと共に、上記のリスク要因を折り込む流れが、少しづつ出ているということなのでしょうか。
個人的に、高配当株の代表格である(1928)積水ハウスが1,600円台に突入して割安感満載なので、買い増しを検討していたのですが、今のレベルを底として反転するのか、それともまだ下に抜けていくのか、もう少し動きを注視してみようと思っています。
当ブログでは、特定の銘柄を推奨してはおりません。
くれぐれも、投資は自己責任でお願いします!