【24/7】高配当株とかマイレージとか車とか【独り言】

ファイナンシャルプランナーである管理人が、趣味の車と旅行を楽しみながら、配当金による『経済的自立』まで目指しちゃいます!

いがみ合う投資スタイルの対立軸「ほっとけや」精神でいきましょうというお話

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しょこら@(@syokora11_kabu)です。 
本日も当ブログをご覧頂き、ありがとうございます。

この記事をご覧になっている、資産運用に関心が高い皆様なら、投資スタイルつまりどんな商品にどのようにお金を投じるか、自分の中でそれなりに確固たるポジション(芯)をお持ちでしょう。そしてその信念のあまり、自分と相容れない側を敬遠し、時には議論がヒートアップする場面もSNS上ではチラホラ見かけます。

具体的には、例えば

  • 個別株投資  か インデックス投資
  • インカム投資 か キャピタルゲイン投資
  • バリュー株  か グロース株
  • 日本株    か 米国株
  • 積み立て投資 か 一括投資
  • 長期投資   か 短期投資

特に最初の2つは、永遠に相入れない、犬猿の仲だと言われているとかいないとか。

投資スタイルなんて「食べ物の好き嫌い」程度

突然ですが・・・
皆さんの中にも、食べ物の好き嫌い、ありますよね?
「お肉好き」「お魚好き」「洋食派」「和食派」etc..

ちなみに私しょこら@は、圧倒的なお肉派です。

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さて、そんなお肉好きの人がお魚好きの人に「お魚なんて淡泊だし、骨ばっかりあって食べにくいじゃん。やっぱり食べるなら断然お肉だよな!」と主張したとしましょう。さてこれに対して、お魚好きの人は果たしてどう答えるでしょうか?

ほっとけや


先ずこの一言しかないはず。
人に、食べ物の嗜好まで指図されるいわれはない。

そして投資スタイルの違いも、所詮こんな "食の嗜好の違い" 程度の話なのです。

個別株派の人がインデックス派の人に対して何かウンチクを垂れようが、彼らからしたら「俺はこっちが良いと思ってやってんだから、ほっとけや」で終わり。彼も個別株・インデックスのメリット・デメリット、全て分かった上で選んでいる。

お肉やお魚を、私たちはなぜ食べるのでしょうか。
それは勿論、生きるためです。
同様に、個別株やインデックス投信を、私たちはなぜ買っているのでしょうか?

それは自分が幸せになるために他なりません。私たち一人ひとりが、そのゴールに辿り着く過程で、何をどう食べようがまさに「ほっとけや」レベルの話。

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「そんなこと言っても、最大のパフォーマンスを得られなければ幸せになれないじゃん。最大のパフォーマンスを得るためには、手間の掛からないインデックス積立が最適解なんだよ!」と、顔を真っ赤にしてイキり立ったアンチ個別株派の声もきっとあることでしょう。

ええ、どうぞどうぞ♡
そうお思いなら、その信念を胸の内に秘めて、是非とも貫き通して下さいませ。

でも一つ言わせて頂くと、どっちが上か下か、ましてや "最適解" なんてものは、投資の世界には存在しません。そもそも上か下かを決める判断基準自体が人それぞれなのですから、そのマウントの取り方自体が「空振って」いる。

具体的に言いましょう。私しょこら@にとってはその、目に見えない未来の最大のパフォーマンスとやらよりも、目の前にある配当金という果実を心の拠り所に、長く投資をし続けることの方が ”上" であり "最適解" だということです。手間が掛からず楽である、というのはさして重要な点だと思わない。なぜなら、楽をすることへの背反(※)として、ネガにもなり得ると考えているから。(※機械的に回す分、その仕組みでうまく回らなければ、直ぐに気持ちが折れてしまう可能性が高い)

そういった食べ物好きな人もいる。
ただ、それだけ。

食べずに「嫌いだ」という人たち

一方で、そういう次元ではなしに、個人的にちょっとどうかなと感じるのが
食わず嫌い
の人たちです。

日本株も買ったことが無いであろう人が、ブログやTwitterの有名所の人たちの話を見聞きして「個別株はリスクがあるからダメだ」「やっぱ米国ETF一択でしょ」と妄信し始め、一方的に拒否反応を示し、ポジションを固めてしまう。特に投資初心者の中にはそういう方がいらっしゃるのではないでしょうか。

大事なお金を、よく分からない投資先には預けたくないのは当然です。けれども、食べ物と一緒で、人の意見だけでは何が美味しくて何がマズイかなんて分からない。分からないのになぜ、自分の投資スタイルが正しいと言えるのですか?

ワイのシーフード嫌いも、食わず嫌いじゃないッスよ・・・

 

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幸い、今は少額からの投資が可能になった良い時代です。始める年齢が早ければ早いほど、味見しながら、好み・性格に合わせて自分の中の芯を作っていくことは十分可能であろうと私は考えています。寄り道が悪いとは、決して思いません。

絶対にNG!投資スタイル共通の真理

ここまで、当記事では、対立軸に溢れる投資の世界、お互いのスタイルを「ほっとけや」精神で認め合うべきだということを主張してまいりました。

一方で、絶対にやってはいけない共通の真理というものも確かにあります。世間一般的に言えば「クレジットカードのリボ払い」みたいなやつね。

投資、特に株式・投信で成功する上で絶対にやってはいけないこと。それは
途中退場

インデックス投資家にとってもインカム投資家にとっても、長い時間をかけてゆっくりと貯めていくことが、資産形成で成功するための最大の条件なのは疑いようのないところかと思います。1年2年ではなくて、10年20年のスパンでね。

インデックス投資は「手間の掛からなさ」インカム投資は「配当によるモチベーション維持」と、単に途中退場せず続けていく上でのアプローチが違うだけ。長く食べ続ける上で、ソース味でいくか醤油味でいくか、くらいの差でしかありません。

どうせなら両方の味を楽しみたいよねー

 

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今の世の中、投資をしている人はまだ稀有な存在です。総務省統計局の世論調査によると、資産を保有している世帯の中で有価証券が占める割合は15%程度。資産を持っていない人たちを考慮に入れたら、10人に1人にも満たないでしょう。そんな中、1日でも早く証券口座を開いて資産運用ブログを見始めただけでも、周りより一歩も二歩も先んじていると言っても過言ではありません。

そんな勝ち組のドアを開けた先に、山あり谷ありの世界が待っているのは間違い無い。ですが他人の言うことにあまり気を囚われず、淡々と自分の信念に沿って前に進むべきですし、その信念に自信が無ければ、少額でもトライして自分の中で腹落ちするかどうかを探ってみるのが良いのでは、と私は思うのです。


当ブログでは、特定の銘柄を推奨してはおりません。
くれぐれも、投資は自己責任でお願いします!